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2010年4月,黄砂降る遠藤邦彦 4月2日から3日にわたり、日本列島には強風が吹き荒れ、黄砂混じりの雨も降りました。 2日の気象庁黄砂情報では、日本では南西諸島、能登半島、秋田、青森、北海道の函館、室蘭、札幌、旭川、帯広、稚内の計10地点で観測されました。3日では、九州:2、能登半島、青森、函館の5地点でした。 3日の黄砂については、福島県の千葉さんからメールと写真を送って頂きました。(写真1, 2,3)。
この日は東京も同様の状況でした。 また、札幌の鈴木さんからは最近の様子についてメールと写真が送られてきました。(写真4, 5)。
皆さんの地域ではいかがだったでしょうか。 更新日:100407 ↑このページの最初へ
2010年3月,黄砂到来遠藤邦彦 今季の黄砂は、12月25-26日、同30日、1月25日などに比較的規模の大きなものが、中国東部から朝鮮半島、さらに日本列島まで到来しましたが、3月11日から14日にかけても黄砂が到来しています。 気象庁黄砂情報によると、3月11日には中国の内モンゴルから華北にかけての9地点で黄砂が観測され、内4地点では視程2km以下でした(図1)。
12日になると主に華北から北朝鮮、韓国の計24地点に広がり(図2)、13日には北朝鮮、韓国から日本列島の九州、中国・四国、近畿まで計49地点(内日本13地点)で観測されました(図3)。 14日には四国から紀伊半島での4地点で観測されただけでしたが(ただし、モンゴル、内モンゴルには次の強い黄砂が来ている)、環境省の黄砂予測やライダー観測などを参考にすると、主軸は中国・四国、近畿から東海・関東をかすめて、太平洋に向かって行ったようです(図4)。西東京市の黄砂トラップには14日までの数日間の黄砂がたまっています((写真1))。写真の黄砂は砂粒のように見えますが、より細かい粒子がくっつきあっているものです。 14日にモンゴル、内モンゴルに来ていた次の黄砂(図4左の赤い範囲)は3月15日には中国・北朝鮮・韓国の30地点に広がり(図5)、3月16日には北朝鮮・韓国の47地点と九州、中国・四国、近畿の24地点にまで到達しています(図6)。 図は以上の推移を各情報を総合してまとめた推測図です。 更新日:100316 ↑このページの最初へ
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