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47.2005年5月8日「幾層もの雲」
河口湖から 5時01分〜7時23分
 8日朝,下層にはオホーツク海高気圧から日本列島の南岸前線に向かう北東気流(冷たく湿潤な空気)が入り,その上には,北朝鮮〜黄海にある低気圧・トラフの南東側の緩やかな南西気流が入って,その境界にあたる富士山中腹では,安定層が形成されていたようです。
 朝日を浴びて斜面を滑昇する気流に伴う小さな積雲がその安定層で頭を抑えられ,鉢巻状に並んだとみられます。
(解説:山川修治)
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