富士山の雲

16.はなれ笠
2008年1月30日
田貫湖から
三島から
2006年12月7日
河口湖から
2006年3月17日
河口湖から  動画
2006年2月14日
山中湖から  動画
2003年2月26日
河口湖から
2005年12月21日11:42
南西カメラ:奇石博物館
西カメラ:田貫湖
北カメラ:河口湖
東カメラ:山中湖
南東カメラ:三島
2005年1月28日
山中湖から  動画
田貫湖から  動画
2005年1月28日8時7分,典型的な「はなれ笠」で,山頂から数十mほど上空に小さなレンズ状雲が浮いています。
この種の笠雲は,乾燥したシベリア気団内にあって,冬型気圧配置が少し緩み,やや湿潤な気流が流入した時に現れるようです。
この日も南岸に小低気圧が現れ,その分,気圧傾度が南方で緩み若干南風成分が入っています。微妙に風向が北に振れて笠雲は消えたのではないかと推測しています。
「離れ笠は晴天の前兆…」 この後,29日に北日本を深い気圧の谷が通過しましたが,関東では天気が崩れることなく,30日から冬型が強まり強烈寒波に覆われました。
(解説:山川修治)

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