富士山の露頭

2.6万年前に姶良カルデラから噴火し降った姶良Tn火山灰は白っぽく目立つ上に日本列島全域に降ったので,年代決定に広く使われる.
古富士火山のスコリア層の一層はこれを挟んでいるため,同時に噴火していたことが分かる.
上柴怒田
古富士火山から飛来したスコリア層(上柴怒田)
Older Fuji tephras, Kami-shibanta
古富士火山から飛来したスコリア層(上柴怒田)
Older Fuji tephras, Kami-shibanta
古富士火山スコリアの間に挟まれる姶良カルデラから飛来したAT火山灰層
AT tephra from Aira Caldera, Kami-shibanta
右側の人物のつま先付近の黄灰色火山灰がAT
富士山(古富士)のスコリア層とAT火山灰層
AT tephra from Aira Caldera, Kami-shibanta
古富士と姶良カルデラは同時噴火 折尺は2m 矢印のある厚さ約70cmのスコリア層の上部に黄灰色のAT が挟まる

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