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ある火山学者のひとりごと


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19604. 2014年10月28日 00時55分31秒  投稿:ちば 
いしどうさん>

 そうですね。神戸大学のページの内容がとても詳しいですね。

こうなると、マスコミの仕事ぶりが
ダイジェストしてわかり易くしたのかわかりにくくしたのか
はっきりわかりますね。

日本列島に住むからには、避けられない宿命で
それはいつかかならずやってくる

19603. 2014年10月23日 22時01分17秒  投稿:いしどう 
 [http://www.kobe-u.ac.jp/NEWS/info/2014_10_22_01.html]
神戸大大学院の方が、『巨大カルデラ噴火』が発生する確率を今後100年で1%とされたプレスリリースを出しておられます。

“日本消滅”レベルの巨大噴火、今後100年内に発生確率「1%」 神戸大 - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1410/23/news148.html

以前こちらの掲示板で話題になった「死都日本」みたいな事象が起きる確率っていうことですよね。

19602. 2014年10月22日 10時23分01秒  投稿:ちば 
ハワイのキラウエア火山のリフトゾーンからの溶岩流は
前進がほぼ止まり、幅が広がり始めています
インフレーションを示しているのでしょうか

住宅密集地への突入寸前で停止したということのようです


19601. 2014年10月22日 10時14分44秒  投稿:ちば 
 [http://www.esa.int/spaceinimages/Images/2014/10/Comet_on_15_October_NavCam]
もう 彗星から たった10km

19600. 2014年10月15日 01時16分26秒  投稿:KAWA 
アイスランド火山は、地震がまた活発化していますね。人里離れていてまだ影響は軽微ですが、硫黄ガスなど深刻な影響を
あたえる可能性も大です。

19599. 2014年10月13日 10時14分54秒  投稿:みき 
矢澤@数理設計研究所さん>

先月末、28-29日に御嶽山が噴火した直後、また噴火継続中の王滝村、木曽町に行きました。
その際、特に携帯電話が繋がらなくなるようなこともありませんでした。
普通に携帯電話を介したネットも利用出来ました(auです)。
また、衛星携帯については、今回の噴火後に王滝村内で孤立が心配される滝越地区に配備されていることからも、
今回の噴火では影響が無いと思われます。
もっとも、滝越地区はあまり噴煙が流れていない地区ではありますがが。

今回の御嶽山の噴火に限って言えば、
御嶽山の噴煙が影響した範囲には基地局はあまり無かったように思われます。
むしろ、元々の「圏外」エリアの方が効いているかもしれません。
(今回は御嶽山山麓の「圏外」方面にはあまり行きませんでした。)

それから、JAXAとNICTは桜島で2008年頃に桜島噴火による基地局破壊(直接的な破壊らしい)を想定した
衛星電話利用訓練等を行っているようです。
その結果や実施の内容等については詳細には知りませんが、
火山噴火時にも衛星電話は有用だと判断しているのだと思います。

19598. 2014年10月13日 08時49分36秒  投稿:ちば 
矢澤@数理設計研究所さん>
 火山噴火には結構遭遇していますが、
もともと携帯電話がなかった頃だったり、
携帯の圏外だったりで、通じなくなった等の経験談はないです
 もちろん、基地局との間の上空に火山灰がある場合は、通じにくくなるとおもいます
しかし、一般的に火山灰が空中に存在する時間は非常に短く
たちまち堆積するので、堆積後の影響のほうが大きいように思います


19597. 2014年10月13日 05時36分51秒  投稿:門外漢 
19596さま。
火山には素人の電気屋です。 30年ほど前ですが鹿児島市内の某大学病院に機械の点検に言ったとき
の話です。 機械を開けてみると大量の火山灰が鎮座しておりビックリした思い出があります。
清潔第一の病院内の機械ですのでかなり驚きました。
衛星電話については判りませんが、携帯電話で心配なのは多数有る基地局です。 アンテナは形状か
らして火山灰が付着しやすいでしょうし、中継器の筐体は放熱口からFANで吸排気しています(多量の
熱を出すのです)。  当然防塵フィルタが有りますので灰で目詰まりするでしょうからダウンしま
す。 灰が硫酸等の腐食ガス成分を含んでいれば、内部基板の絶縁低下や素子の損傷も有るでしょう。
問題は多数の基地局がダウンしたときの復旧にかかる日数と思います。 
ご参考になれば幸いです。
※当然ながら、パソコンを始め一般の電子機器及び電子部品は火山ガスなどの腐食成分を考慮して設
 計されていませんので。 

19596. 2014年10月11日 12時28分13秒  投稿:矢澤@数理設計研究所 
火山にお詳しい皆さんに質問です。

噴火が発生した際、火山灰等の影響によって衛星携帯や一般的な携帯電話の利用に、影響が出るものなのでしょうか。
理論・実体験いずれでも構いませんので、ご存知の方、教えて頂けませんでしょうか。

19595. 2014年10月09日 20時13分41秒  投稿:TAKO@塩釜 
北から言えば、北海道の屈斜路湖(和琴半島、アサトヌプリ(硫黄山))、摩周湖、大雪山(旭岳)、登別温泉、有珠山(昭和新山もふくめ)、恵山、恐山、十和田湖、岩手山、秋田駒ヶ岳、鳥海山、鳴子温泉、栗駒山、蔵王、吾妻山、那須、榛名山、草津白根、志賀高原、北八ヶ岳(横岳)、富士山、箱根山、伊東温泉(伊豆東部火山群)、白馬大池、乗鞍岳、阿蘇山、霧島山など、活火山で観光客が火口の近くまで行くことができたり、あるいはそのすぐ近傍の温泉を利用していたりするところは、沢山あります。
そして、今回の水蒸気爆発、噴火のような噴火は、いつでもどこでも起こりうると思います。
観測はしていますが、この程度の噴火を予測するのは、きわめて難しいと思います。
そして、噴火している期間より、噴火が休止している期間の方が、はるかに長いのです。
環境破壊にはわたしも否定的でありますが、火山の恵みとしての風景(湖なども)、温泉、そして豊穣な土壌、それらを感謝を持って用いさせて頂きつつ、最新の注意力を持って身を守るしかないと、思います。そもそも、日々火山に親しんでいないと、いざというときの変化を見逃してしまいますし、逃げる方策も浮かんできませんし。
ジオパーク運動など、もっと盛んになって、火山の国に生きる幸いを喜びつつ、災害にあわない知恵、あってしまったときの対応力をつけたいと思っています。

19594. 2014年10月09日 14時11分47秒  投稿:みき 
 [http://www.jma.go.jp/jp/volcano/info_02_20141009110131.html]
噴火警報・予報: 蔵王山
火山名 蔵王山 火山の状況に関する解説情報 第1号
平成26年10月9日11時00分 仙台管区気象台

が出されました。

19593. 2014年10月09日 06時43分11秒  投稿:kamo 
今回の御岳の噴火は人災ではないでしょうか。
数年前に噴火したばかりの活火山の噴火口の周りで、小学生がお昼を食べていて犠牲になるという悲惨は、言葉がありません。
これは噴火予知が出来るかどうかなどと言う次元の問題ではなく、そもそも間違いなのです。その重大な過誤を見逃し、行楽気分でロープウエイまで造って誰でも気軽に上れることを宣伝してするなどとんでも無いことです。
かかる状況を見逃し、犠牲者が出てしまったことは、明らかに監督官庁の失敗であり、火山学者の失敗だと考えるべきではないでしょうか。山小屋の存廃が問題になっているようですが、ここは、宿泊施設など造る場所ではなく、強固な避難シェルターを造るべきでしょう。
富士山も、箱根山も同列であると訴えかけるべきとも考えます。

19592. 2014年10月07日 01時11分05秒  投稿:多十郎 
ちばさま> ご丁寧にお返事、ありがとうございます。

専門外ですから、自由に勝手な想像をたくましくしたものです。よろしくお願いします。
5年前ほどから、桜島や阿蘇の活動をライブ映像をずっと追いながら勉強させていただいてました。

19591. 2014年10月06日 09時55分31秒  投稿:ちば 
多十郎さん>
 コメントありがとうございます

 地球潮汐と噴火のタイミングについては
これまでにも様々な研究があります
相関があるというケースも確認されていますが
一般化することは他の要因もおおいので難しいようです

相関しているという報告は
長期間にわたって毎日のように噴火している
ハワイのキラウエア火山のような活発な火山の場合のようです

長期間にわたって静かな状態から
突然はじまるケースでは、十分な観測がなされていないことも多く
未知数はないかと思いますが、わたしも文献などを探してみたいと思います


19590. 2014年10月03日 22時55分26秒  投稿:鹿児島県民 
活火山に登山される場合は天気図以外に気象台の火山情報に気をつけるような習慣付けが必要と思います。しかし日頃ネットに親しまない高齢者が大挙して登山に出かけている状況を見るに、ネットで検索しなくても地デジのデータ放送などで活火山の情報を流すべきでしょう。

19589. 2014年10月03日 21時24分55秒  投稿:多十郎 
全くの専門外の者(日本品質管理学会会員)ですが、日本の火山噴火についていろいろ推論してみたものです。取るに足らない推論かも知れませんが、少しでも噴火予知に役立てればと思い、以下投稿するものです。

**
日本の火山の噴火の大半は、丁度生暖かいビールを振って栓を抜くようなものと思う。誰が振っているかというとそれは月で、地下の上昇したマグマが地下の水脈を温めて、水蒸気爆発が起きるなんて単純なものじゃないと思う。(地下水の影響が全くないとは言わないが・・。)

そもそも地下深く潜り込んだプレート上にできたマグマ溜まりは、大量の高圧の水蒸気分を含み、それがマグマを流動化させ上昇しやすい状態にする。更に上昇するにつれ流動化を増し、月の引力の影響を受けやすくなり、地表近くではマグマ周囲の岩石の水蒸気分を取り込み、月の引力で一日2回揺さぶられ、丁度ビールを揺さぶった様な状態になる。大潮の時にはもっとも強く揺さぶられ、更に流動化し、蒸気圧が上がり、狭い岩の隙間を上昇する。出口を見つけると減圧され一気に爆発的に噴出する。過去、大きな噴火は満潮の日前後に多いという記録があるが、それで説明がつくと思う。
単に地下水が温まって水蒸気爆発・噴火にいたることはないと思う。

以上は初めてここに発表しますが、こうした仮説を元に観測をし続ければ、噴火の予知も少しは精度が上がるのではないかと思い、投稿しました。

19588. 2014年10月02日 21時47分55秒  投稿:KAWA 
亡くなった方々のご冥福をお祈り申し上げます。噴石の量と速度を考えると、戦場で機銃掃射にあったような状況にすら思えます。恐ろしいという感覚を飛び越して何が何だか分からないうちに被害にあわれたのだと思います。御嶽山については、アルプス山系にあるためか
火山という印象はない(私だけかも知れませんが)ですが3000M以上という立派な山体を持った火山です。ということは、噴火活動が79年から再開したということは、今後大きな噴火を伴うこともあるのだと思います。この点、メディアは危機意識が低いように思えます。

19587. 2014年10月01日 20時27分52秒  投稿:ちば 
TOKOさん>
 難しい問題ですね

「水蒸気爆発」という言葉は、バーンと1回だけで終わるという感じを受けますよね。
圧力が高まってきて、ついに爆発する。
ほどなく終息する。

澄川地すべりにともなう水蒸気爆発は、ほぼ1回の爆発で終わったと記憶しています。
あれは、活火山総覧に掲載するときに、水蒸気噴火として含めるのか
という議論もあったように記憶しています

 だから、今回の御嶽のように、何日も続くのは、水蒸気噴火で、
その最初の開始の時に、大きな爆発を伴ったといニュアンスではないでしょうか。

鬼首は事故と聞いています。邪魔な位置に噴気孔ができたので重機で埋めたら爆発。
たしか、事故調査報告書があったはずです。

19586. 2014年10月01日 18時59分44秒  投稿:TAKO@塩釜 
「水蒸気爆発」
「水蒸気噴火」
あれ?確かにずっと「水蒸気爆発」と言ってきたのに、自分まで「水蒸気噴火」と言っている。
言葉というのは、聞いたり読んだりするなかで影響を受けて、変わってしまうのかと思わされます。

さて、やはり術語としては「水蒸気爆発」がふさわしいように私には思えます。
世の中の人々は爆発というと「危険」というイメージを持たれます。
そして、水蒸気爆発は、火山活動のなかでは本質物質がでてこない、いわば二次的な現象とすら思えるわけですが(むろん水蒸気爆発からマグマ水蒸気爆発、そしてマグマ噴火へと移行することだってあるわけですけれども)、
今回のように火口付近近傍の人間や家屋・施設には甚大な被害をもたらすこともあるわけで、
「水蒸気噴火であって、噴火としては規模がちいさいものです。」と専門家の方が発信されると、
被害が出ない、比較的安全な現象だ、と「正常性バイアス」もかかって、油断を惹起してしまいそうです。

たとえば破局噴火、プリニー式噴火などと比べれば、はるかに小さい規模の活動であるにもかかわらず、なお、人間には甚大な影響、被害を与えうる、この現象については、危険を知らしめるためにも、水蒸気爆発、という言葉をもって当てたいです。

桜島の観測記録では「○月、爆発は○回」などと報告され、むろん噴火はずっと継続していても爆発現象は特だしで報告・記録されますが、水蒸気爆発は、まさに爆発的噴火ではあるわけですから。

蛇足ですが、鬼首地熱発電所で数年前に水蒸気爆発が生じました。事故か自然現象か、わたしは寡聞にして知らないのですが、あれは「水蒸気噴火」と表記したほうが、鬼首が火山であることを一般の方に周知できたかもしれません。言葉はむずかしいものです。

19585. 2014年10月01日 14時13分20秒  投稿:ふじた 
 [http://www.cbr.mlit.go.jp/saigai/NEWS/MAIN/140929御嶽山の噴火に関する現地調査結果.pdf]
中部地整が行った、泥流に関する調査結果が↑のURLにまとめられています。

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