ある火山学者のひとりごと


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<最新10発言>
20002. 2023年10月03日 09時08分30秒  投稿:千葉 
なかなか機種変更は大変。並べればOKのはずが、esimの設定で詰まった。二重認証で、電話宛に番号を送るのだから、取れないと先に進めない。結局、ショップに救援を頼んで、終了。
最初に多重認証をOFFすべきでしたね。

20001. 2023年07月11日 17時48分47秒  投稿:おやまだ 
 [https://www.cnn.co.jp/travel/35171674.html]
ドローンが撮影した映像。
迫力が違いますね。

ドローンを大量に購入できれば、数台は火口に突っ込むようにして、このような画像を撮影したいです。
(見方を変えれば、ドローンを地球に戻しているのですね)

19999. 2022年11月29日 08時04分15秒  投稿:おやまだ 
 [https://www.msn.com/ja-jp/news/world/e3-83-8f-e3-83-af-e3-82-a4-e3-81-a7-e4-b8-96-e7-95-8c-e6-9c-80-e5-a4-a7-e3-81-ae-e6-b4-bb-e7-81-ab-e5-b1-b1-e5-99-b4-e7-81-ab-38-e5-b9-b4-e3-81-b6-e3-82-8a-e3-80-81-e4-bd-8f-e6-b0-91-e3-81-ab-e6-b3-a8-e6-84-8f-e5-96-9a-e8-b5-b7/ar-AA14EIZj]
ハワイで世界最大の活火山噴火 38年ぶり、住民に注意喚起

ハワイ島にあるマウナロアが27日深夜、38年ぶりに噴火したとのことです。

19998. 2022年10月31日 20時19分54秒  投稿:Mr.T 
ちば様

話題を変えまして,
大山弥山ドームは溶岩ドームの中でも際立って大きいそうです.
ブログ「興味の火山・岩石」の最新の話題です.

https://ameblo.jp/hsato47/


19997. 2022年10月31日 12時35分05秒  投稿:ちば 
Mr.Tさん

 やはり火砕流のほうが、致死的な危険性が高いんでしょうね
 同感です 降下軽石のキャストがポンペイの悲劇の証拠として
 有名になった。ポンペイ以外では、埋まっていないので
 特殊なことがあったんでしょうね

 リンクは失礼しました
 修正しておきます
 

19996. 2022年10月30日 22時01分00秒  投稿:Mr.T 
ちば様
詳細なご教示,有難うございました.

ネット情報によれば,死因は大半が火砕流あるいは火砕サージとされていますが,
ウィキペディアでは次のような記載がありました.

西暦79年のベスビオ山の噴火:4 噴火による死傷者
 https://en.wikipedia.org/wiki/Eruption_of_Mount_Vesuvius_in_79_AD
(略)
2003年までに、灰の堆積物の遺体の印象から作られた約1,044のキャストがポンペイとその周辺で回収され、さらに100の骨が散らばっていました。約332体の遺体がヘルクラネウムで発見されました(1980年に発見されたアーチ型の金庫室で300体)。死者の総数は不明のままです。
1,044の38%は降灰堆積物で発見され、その大部分は建物内にあります。これは、爆発的な噴火の際に降灰が犠牲者の約4%しか殺さなかった過去400年間の現代の経験とは異なります。このコホートは、彼らが克服されたときに建物に避難していた可能性があります。ポンペイで見つかった遺体の残りの62%は火砕サージ堆積物にあり、おそらくそれらを殺しました。(略)

なお,記載して頂いたURLにはどうしても繋がりませんでした.悪しからず.

19995. 2022年10月29日 18時50分08秒  投稿:ちば 
 [https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaqua1957/38/4/38_4_271/_pdf/-char/ja]
>Mr.T さん

 お久しぶりです

私もポンペイ遺跡に足を踏み入れたことがあります。
2018/9/6です

いろいろ ポンペイは怪しいと
長年の疑問があったので、じっくり見てきました。

空洞に石膏を流して人型がとれたというが
骨が見えないのはなぜだと思っていました

現地で確認したら、きちんと頭蓋骨とか大腿骨とかも残っていましたので
間違いなさそうでした。

そのような空洞が見つかるのは、粗粒な降下軽石層中です。
2次的に少し硬く締まっている感じでした
降下軽石の下ではなく、真ん中あたりが多く、
体全体が降下軽石で完全におおわれているようです。

地点によっては降下軽石の上を避難中に火砕流で
亡くなった人もいると思います。その場合には、
降下軽石で覆われることはあまりなく
高速で吹き飛ばされたり、炎上したり
空洞が残ったとしても
周りを埋めているものが火砕流になるので
区別できるはずです

横山先生の論文では
降下軽石の上で遺体が発見されたケースや
頭蓋骨が火砕流で半分になっているスケッチが示されており
そのタイミングに注目されているようです
降下軽石を生き延びた人々もいたということのようです
それよりも下位の降下軽石層中の
空洞のことについてはほとんど触れられていません


http://moch2.daishodai.ac.jp/files/viewerpdf/kiyo/126.pdf
★火砕流の最下部や火砕流中に空洞も多く見つかるけど
樹木の場合が多く、人のようなものでも
石膏を充填することは難しいのだそうです

実際には 
(1)火山ガスなどの影響で倒れ 動けなくなり
その後 徐々に降下軽石で埋まった
(2)降下軽石が屋根に積もり屋根が落ちて一気に埋まった

そんな印象を受けました


ですから、降下軽石で亡くなったということが
間違いとは言えないと思います
もちろん、その後の火砕流で亡くなった人がいることも事実なので
その どちらなのかという問題でもないともいます



19994. 2022年10月20日 12時05分38秒  投稿:Mr.T 
ちば様が本サイトに2019年06月18日に投稿された番号19922ですが,「久しぶりに 荒牧先生から 長電話 書いている本の副題に ある火山学者の・・と入れたいと まさかの 許諾申請 光栄の限りとOK」とありました.最近,『噴火した!火山の現場で考えたこと』(荒牧重雄,2021,東京大学出版会,273p)を拝読し,2019年に作成中の荒牧先生の自叙伝風著書であると思え,熱雲→火砕流とかの話を興味深く拝見しましました.ただ,「第15 章大都市のそばの火山−イタリアの火山と防災」には,254ページに「ボンベイが壊滅したのは、空から軽石が大量に降ってきて町全体が埋まってしまったためであった」とありますが,人々が亡くなった原因とか火砕流などは全く書かれていませんでした.一方,『歴史と自然史の接点世界遺産ポンペイ崩壊の謎を解く―火山災害にどう対処したか―』(横山 卓雄,2007,京都自然史研究所,212p)では,基本的な柱状図を示し人々が亡くなったのは厚い降下軽石ではなく,降下軽石後の火砕流で亡くなったとされています.荒牧先生がボンベイで人々が亡くなった原因とか火砕流に触れておられないのは,大変気になります.ご高齢とは存じますが,元日本火山学会会長のご意見を伺いたいものです.

19990. 2022年09月01日 09時05分35秒  投稿:ちば 
 [https://earthobservatory.nasa.gov/images/150279/devastating-floods-in-pakistan?fbclid=IwAR12yO3TeOS7sxx_yg2_RLrKBW8SK4YX9AcBEbmMeu6254XLyJ3JGlCfFnA]
NASAのページにパキスタンの洪水の映像がでました。おそらく水深は、浅いのかなと思いますが、広いですね。こくどの1/3ということです。

19989. 2022年05月17日 14時56分11秒  投稿:ちば 
気象庁の小宮さんが亡くなられたそうです。こころからお悔み申し上げます。2000年の有珠山噴火は3月31日でしたが、その当時の火山課長でした。急遽人事が凍結されて、そのまま現地で緊急対応にあたられ、毎日のニュースで全国に知られるようになりました。2000年の三宅島噴火の時にも、様々な場面でお世話になりました。火山防災のために、すべてをささげたような、尊敬すべきかたでした。