2009年2月2日浅間山噴火の噴煙はどのような風に乗ったか?山川修治(日本大学文理学部地球システム科学科)
左縦軸は気圧と高度を、横軸は気温をあらわしています。 右縦軸には、左縦軸で示された気圧(高度)での風向・風速(長い矢羽が5m/s、旗印が25m/s)が示され、鉛直方向に風が徐々に変化する様子がわかります。 図中に3本の直線・曲線が引かれていますが、緑線は乾燥断熱線、青線が湿潤断熱線、紫線が等飽和混合比線を示しています。 そして、太い実線が、その地点で実際に観測された値になります。 太い実線のうち、右側は気温、左側は露点温度で、その間隔が広いときが乾燥、狭いほど湿潤になります。 気温は一般に上空ほど低温になりますが、上空ほど高温になる部分があり、それが逆転層といわれ、安定した気層となっています。 ↑このページの最初へ
2009年2月9日更新
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