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640南串山層別名 日本の火山第1版  15 
火山番号18.75 日本の火山第2版  18 
火山名口之津層群 活火山カタログ   
個別火山体の位置 火山体番号   

 著 者 小林哲夫・福島大輔・宇都浩三・星住英夫

位置と大きさ
      地形的  主火道 
 緯  度  32°46′19″   
 経  度  130°15′47″   
 最高点高度   m
 基盤高度   m
 分布面積  14 km2
 火山体体積  2 km3

活動時代と性質
 噴出物の分類  大部分は火山砕屑岩(1.9 km3)であるが, 上原玄武岩(0.04 km3) 愛宕山玄武岩(0.01 km3) などを挟む.  
 火山体の分類  LD, LF 
 層序   
 年代測定値  1.11±0.07Ma, <2.0Ma, 1.42±0.08Ma [3] 

岩石名
 玄武岩  少ない 
 玄武岩質安山岩  なし 
 安山岩  主要 
 デイサイト  少ない 
 流紋岩  なし 
 その他   

 化学分析値 
 上原玄武岩:Aug-ol basalt (SiO2=49.26 %) [5] Table 2, No. S-6; (SiO2=50.68 %) [3] Table 2, No. 3 愛宕山玄武岩:Ol basalt (SiO2=46.75 %) [5] Table 2, No. S-4; (SiO2=48.25 %) [3] Table 2, No. 4 南島原安山岩:Hyo-aug-ho andesite (SiO2=59.46 %) [5] Table 2, No. P5; (SiO2=57.24 %) [3] Table 2, No. 5  

引用文献
1 渡辺一徳・星住英夫(1995)雲仙火山地質図.火山地質図8,地質調査所.  1092
2 大塚裕之・他(1995)島原半島南部の地質の再検討.鹿児島大学理学部紀要(地学・生物学), No. 28, 181-241.  789
3 中田節也・鎌田浩毅(1988)島原半島南部に分布する玄武岩・安山岩類の成因関係.火山,33, 273-289.  629
4 本間不二男(1936)雲仙岳.火山,3, 73-124.  229
5 倉沢 一・高橋 清(1965)九州雲仙火山岩の岩石学的および化学的性質について―島原半島火山岩の性質を含めて―.地調月報,16, 258-274.  492