前へ個別火山体一覧次へ

65
639高峯・諏訪池火山岩類別名 日本の火山第1版  15 
火山番号18.5 日本の火山第2版  18 
火山名南島原火山岩類 活火山カタログ   
個別火山体の位置 火山体番号   

 著 者 小林哲夫・福島大輔・星住英夫

位置と大きさ
      地形的  主火道 
 緯  度  32°40′57″   
 経  度  130°11′50″   
 最高点高度  264.1 m
 基盤高度   m
 分布面積  1.2 km2
 火山体体積  0.03 km3

活動時代と性質
 噴出物の分類  高峯安山岩(0.01 km3) 諏訪池玄武岩(0.02 km3) 
 火山体の分類  LF 
 層序  竜石層(0.24 Ma)に覆われる 
 年代測定値  0.5〜0.7 Ma(K-Ar) [2, 3] 

岩石名
 玄武岩  多い 
 玄武岩質安山岩   
 安山岩  主要 
 デイサイト  なし 
 流紋岩  なし 
 その他   

 化学分析値 
 高峯安山岩:Aug-hyp andesite (SiO2=49.12 %) [5] Table 2, No. S-5 諏訪池玄武岩:Ol-aug basalt (SiO2=49.64 %) [5] Table 2, No. S-8; (SiO2=50.29 %) [3] Table 2, No. 2 

引用文献
1 渡辺一徳・星住英夫(1995)雲仙火山地質図.火山地質図8,地質調査所.  1092
2 大塚裕之・他(1995)島原半島南部の地質の再検討.鹿児島大学理学部紀要(地学・生物学), No. 28, 181-241.  789
3 中田節也・鎌田浩毅(1988)島原半島南部に分布する玄武岩・安山岩類の成因関係.火山,33, 273-289.  629
4 本間不二男(1936)雲仙岳.火山,3, 73-124.  229
5 倉沢 一・高橋 清(1965)九州雲仙火山岩の岩石学的および化学的性質について―島原半島火山岩の性質を含めて―.地調月報,16, 258-274.  492