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350天城別名 日本の火山第1版   
火山番号53 日本の火山第2版  53 
火山名天城 活火山カタログ   
個別火山体の位置 火山体番号   

 著 者 小山真人・津久井雅志

位置と大きさ
      地形的  主火道 
 緯  度  34゜51’34”   
 経  度  139゜00’18”   
 最高点高度  1405.9(万三郎岳) m
 基盤高度  1000 m
 分布面積  300 km2
 火山体体積  100(形成当初) km3

活動時代と性質
 噴出物の分類  溶岩 
 火山体の分類  LC 
 層序  更新世中期.天子火山をおおい,東伊豆単成火山群におおわれる[1,3].おそらく0.3〜0.7Maの間[1]. 
 年代測定値  0.48±0.02, 0.32±0.02, 0.31±0.02, 0.30±0.02, 0.29±0.02, 0.28±0.02, 0.27±0.02Ma K-Ar法[9] 

岩石名
 玄武岩  なし 
 玄武岩質安山岩  多い 
 安山岩  多い 
 デイサイト  なし 
 流紋岩  なし 
 その他   

 化学分析値 
 Olivene two pyroxene andesite Two pyroxen andesite Hornblende two pyroxene andesite Hypersthene andesite [3]  

引用文献
1 高木圭介・小山真人(1992)伊豆半島の第四紀火山の層序と年代.日本火山学会1992年度秋季大会講演予稿集,160. Takagi, K. and Koyama, M. (1992) Stratigraphy and chronology of the Quaternary volcanoes in the Izu Peninsula (abs.). Programme and Abstracts, the Volcanological Society of Japan, 160. 962
2 高橋正樹(1986)マグマ活動から見た南部フォッサマグナ地域の「衝突」テクトニクス. 月刊地球, 8, 586-591.   965
3 沢村孝之助(1955)5万分の1地質図幅 修善寺 および同説明書.地質調査所,47p.  
4 沢村孝之助・角 清愛・小野晃司・盛谷智之(1970)下田地域の地質. 地域地質研究報告(5万分の1図幅)地質調査所,41p. Sawamura, K., Sumi, K. and Ono, K. (1970) Geology of the Shimoda District. Quadrangle series scale 1:50,000. Geol. Surv. Japan, Tokyo (8) No. 105. 853
5 久野久(1970)5万分の1地質図幅 伊東.地質調査所.  488
6 小野晃司・角 清愛(1970)5万分の1地質図幅 稲取 および同説明書.地質調査所,23p.  756
7 倉沢一(1959)伊豆・天城火山群の岩石学的および化学的性質.地球科学, 44, 1-18.   494
8 1/5万 地形図 修善寺・伊東・下田・稲取  1:50,000 Geologoc Map 「Syuzenji」「Ito」「Shimoda」「Inatori」 27
9 高橋正樹 未公表データ  964