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730前掛別名 日本の火山第1版   
火山番号91 日本の火山第2版   
火山名浅間 活火山カタログ   
個別火山体の位置後期 火山体番号   

 著 者 高橋正樹・荒牧重雄

位置と大きさ
      地形的  主火道 
 緯  度  36°24.02′   
 経  度  138°31.03′   
 最高点高度  2524 m
 基盤高度   m
 分布面積  32 km2
 火山体体積  3 km3

活動時代と性質
 噴出物の分類  溶岩, 降下火砕物, 火砕流  
 火山体の分類  SC 
 層序  藤岡降下軽石(8.2ka)以降に活動. 4世紀, 1108(天仁元)年, 1783(天明3)年に大噴火. 
 年代測定値  浅間B(As-B)980±100, 1010±90y.B.P.(14C年代)[5] 追分火砕流 870±80y.B.P.(14C年代)[5] 小滝火砕流 4500±150y.B.P.(14C年代)[6] 浅間六合軽石(As-Kn)5410±75y.B.P.(14C年代)[7] 浅間藤岡(As-Fo)8190±170y.B.P.(14C年代)[8] 

岩石名
 玄武岩  なし 
 玄武岩質安山岩  なし 
 安山岩  大部分 
 デイサイト  なし 
 流紋岩  なし 
 その他   

 化学分析値 
 ol-opx-cpx andesite(SiO2=58〜63wt%)[1],[9],[10] 

引用文献
1  Aramaki,S.(1962) Geology of Asama Volcano. J.Fac.Sci.Univ.Tokyo,SecII,14, 229-443. 46
2 荒牧重雄(1968) 浅間火山の地質. 地団研専報14, 45p  54
3 荒牧重雄(1993a) 浅間天明噴火の噴火の推移と問題点. 火山灰考古学(新井房夫編), 古今書院, 83-110.  56
4 荒牧重雄(1993b) 火山地質図「浅間火山」. 地質調査所  Aramaki, S. (1993a) Geological Map of Asama Volcano. Geological Map of Volcanos. Geol. Surv. Japan. 63
5 荒牧重雄・中村一明(1969a) 浅間火山前掛山1281年(?)の噴出物の14C年代. 地球科学, 23, 141.  59
6 荒牧重雄・中村一明(1969b) 浅間火山前掛山小滝火砕流の14C年代. 地球科学, 23, 187.  60
7 早田 勉・能登 健・新井房夫(1988) 草津白根火山起源、熊倉軽石層の噴出年代. 東北地理, 40, 272-275.   883
8 群馬県埋蔵文化財調査事業団(1994) 寺前遺跡  
9 浅香尚英(1988)噴火直前マグマ溜りの地球化学的研究III、茨城大学理学部地球科学教室卒業論文(手記)(非公開)   70
10 市川八州夫(1989)噴火直前マグマ溜りの地球化学的研究IV、茨城大学理学部地球科学教室卒業論文(手記)(非公開)   237