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726黒班別名 日本の火山第1版  72 
火山番号91 日本の火山第2版  91 
火山名浅間 活火山カタログ  30 
個別火山体の位置前期(主成層火山) 火山体番号   

 著 者 高橋正樹・荒牧重雄

位置と大きさ
      地形的  主火道 
 緯  度  36°24.20′   
 経  度  138°31.58′   
 最高点高度  2568 m
 基盤高度   m
 分布面積  107 km2
 火山体体積  41 km3

活動時代と性質
 噴出物の分類  溶岩, 降下火砕物, 火砕流, 岩屑なだれ  
 火山体の分類  SC(主な山体), LD(側火山) 馬蹄型カルデラ 
 層序  板鼻褐色軽石(As-BP)層(中部で約20ka)より古い.[5]  
 年代測定値  0.08±0.03, 0.09±0.04Ma K-Ar法[9] 21250±140, 22500±240, 23700±290, 24000±650, 19260±490, 19550±280, 19580±190, 19800±190, 20420±330y.B.P. 14C法[6][7][8] 

岩石名
 玄武岩  なし 
 玄武岩質安山岩  少ない 
 安山岩  多い 
 デイサイト  稀 
 流紋岩  なし 
 その他   

 化学分析値 
 hyp-aug basaltic andesite, hyp-aug andesie, ol-hyp-aug andesite (SiO2=53.53-63.86%)[1][3][4] 

引用文献
1  Aramaki,S.(1963) Geology of Asama Volcano. J.Fac.Sci.Univ.Tokyo,SecII, 14, 229-443. 46
2 荒牧重雄(1963) 浅間火山の地質. 地団研専報, 14, 45P   
3 向井有幸(1990) 浅間火山の地球化学的研究I. 茨城大学理学部地球科学教室卒業論文(手記)  
4 中島 徹(1994) 浅間火山群黒斑-仏岩火山の岩石学的研究. 茨城大学理学部地球科学教室卒業論文(手記)  652
5 中村俊夫・辻 誠一郎・竹本弘幸・池田晃子(1997) 長野県、南軽井沢周辺の更新世末期の浅間テフラ層の加速器14C年代. 地質雑, 103, 990-993.  656
6 樋口和雄(1989) 浅間山活動史の研究. 千曲, 66, 15-33  217
7 新井房夫(1967) 前橋泥流の噴出年代と岩宿I文化期-日本の第四紀層の14C年代XXXII-, 地球科学, 21, 46-47  52
8 軽部達也(1994) 関東地方における岩宿時代編年と古環境復元の方向性について-関信地域の編年の接点と遺跡の古環境調査について-. 名古屋大学加速器質量分析計業績報告書, (V), 81-97. Karube, T. (1994) In Kanto area, Japanese Paleolithic Chronology and A reconstruction of site's environmentum to A new direction. Summaries of Researches Using AMS at Nagoya Umiversity (・), 81-97. 382
9 高橋正樹 未公表データ  964