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658魚見岳・他別名 日本の火山第1版  10 
火山番号12 日本の火山第2版  12 
火山名"阿多カルデラ" 阿多火砕流 活火山カタログ   
個別火山体の位置先阿多火山岩類 (指宿地域) 火山体番号   

 著 者 小林哲夫・溜池俊彦・宇井忠英

位置と大きさ
      地形的  主火道 
 緯  度  31°15′32″  31°15′32″ 
 経  度  130°39′23″  130°39′23″ 
 最高点高度  214.8 m
 基盤高度   m
 分布面積  9 km2
 火山体体積  3.5 km3

活動時代と性質
 噴出物の分類  魚見岳(溶岩流・溶結凝灰岩) 赤水岳(溶岩流・溶結凝灰岩) 矢筈岳(溶岩) 小浜岳溶岩 など 
 火山体の分類  LF, PC 
 層序   
 年代測定値  小浜溶岩(0.8±0.6Ma:K-Ar)[3] 

岩石名
 玄武岩  なし 
 玄武岩質安山岩  なし 
 安山岩  主要 
 デイサイト  多い 
 流紋岩  なし 
 その他   

 化学分析値 
 魚見岳:aug-hyp rhyolite (SiO2=73.69 %) [4] Table 14, No. 48B 長崎鼻溶岩・赤水岳(Aug-hyp dacite) 高江山・鬼ノ口・矢筈岳(Hyp-ho dacite) 小浜岳溶岩:Aug-hyp andesite (SiO2=61.95 %) [4] Table 14, No. 48B 入野溶岩(Hyp andesite)[1]  

引用文献
1 宇井忠英(1967)鹿児島県指宿地方の地質.地質雑,73, 477-490.  1045
2  Nagaoka, S. (1988) The Late Quaternary tephra layers from the caldera volcanoes in and around Kagoshima Bay, southern Kyushu, Japan. Geogr. Rep. Tokyo Metropolitan Univ., No. 23, 49-122. 46
3 通商産業省資源エネルギー庁(1985)昭和59年度広域調査報告書「南薩地域」.180p.  
4  Ui, T. (1971) Genesis of magma and structure of magma chamber of several pyroclastic flows in Japan. J. Fac. Sci., Univ. Yokyo, Sec. II, 18, 53-127. 46