前へ個別火山体一覧次へ

32
652稲村岳別名 日本の火山第1版  9 
火山番号11 日本の火山第2版  11 
火山名 鬼界 活火山カタログ   
個別火山体の位置後カルデラ火山 火山体番号   

 著 者 小林哲夫・矢野 徹

位置と大きさ
      地形的  主火道 
 緯  度  30°46′50″  30°46′50″ 
 経  度  130°17′24″  130°17′24″ 
 最高点高度  236 m
 基盤高度  0 m
 分布面積  1.4 km2
 火山体体積  0.12 km3

活動時代と性質
 噴出物の分類  溶岩流 スコリア 
 火山体の分類  SC 
 層序   
 年代測定値  3.7〜2.3 ka (C14) [4] 

岩石名
 玄武岩  多い 
 玄武岩質安山岩  少ない 
 安山岩  少ない 
 デイサイト  なし 
 流紋岩  なし 
 その他   

 化学分析値 
 Hyp-bg aug-ol basalt, Ol-bg hyp-aug andesite (SiO2=52.33-54.66 %) [1] Table 4 No. 11-13. 

引用文献
1 小野晃司・他(1982)薩摩硫黄島地域の地質.地域地質研究報告(5万分の 1図幅),地質調査所,80p.  758
2 氏家 治・他(1986)九州南方,鬼界カルデラ産火山岩類の主成分およびRb・Sr・Y・Zr組成の起源.岩鉱,81, 105-115.  1057
3 中村光一・他(1986)鬼界カルデラの海底地質調査―特にgiant pumiceの産状,微地形の検討,水温の測定について―.海洋科学技術センター試験研究報告特集号,第2回「しんかい2000」研究シンポジウム,137-155.  655
4 奥野 充(1996)南九州の第四紀末テフラの加速器14C年代(予報)名大加速器質量分析計業績報告書(VII)89-109.  744