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630矢筈岳・他別名 日本の火山第1版  26 
火山番号35 日本の火山第2版  35 
火山名姫島 活火山カタログ   
個別火山体の位置単成火山 火山体番号   

 著 者 小林哲夫・藤沢康弘・鎌田浩毅・斉藤武士

位置と大きさ
      地形的  主火道 
 緯  度  33°43′06″  33°43′34″ 
 経  度  131°40′09″  131°40′09″ 
 最高点高度  266.6 m
 基盤高度  0 m
 分布面積  7.2 km2
 火山体体積  0.02 km3

活動時代と性質
 噴出物の分類  ベースサージと溶岩流 矢筈岳(0.02 km3) 達磨山(0.01 km3) 金火山(0.01 km3) 城山(0.005 km3) 稲積火山(0.002 km3) 
 火山体の分類  LD PC 
 層序   
 年代測定値  (0.32+-0.05) Ma [4] K-Ar (0.34+-0.1) Ma [4] FT 0.2+-0.1 Ma [3,6] K-Ar 

岩石名
 玄武岩  なし 
 玄武岩質安山岩  なし 
 安山岩  稀 
 デイサイト  多い 
 流紋岩  多い 
 その他   

 化学分析値 
 Aug-bt-bg ho rhyolite (SiO2=65.67-74.65%) [2] Table 3 硬石膏,ザクロ石を含む火山岩も産出する. 

引用文献
1 伊藤順一(1989)姫島火山群の地質と火山活動.火山,34, 1-17.  316
2 伊藤順一(1990)姫島火山群の岩石学.岩鉱,85,541-558.  317
3 鎌田浩毅・星住英夫・小屋口剛博(1988)中部九州−中国地方西部の火山フロントの形成年代.月間地球,10,568-574.  348
4  Kaneoka, I. and Suzuki, M.(1970) K-Ar and fission track age of some obsidians from Japan. J. Geol. Soc. Japan, 76, 309-313. 46
5 伊藤順一・星住英夫・巌谷敏光(1997)姫島地域の地質.地域地質研究報告 5万分の1地質図幅. 通商産業省地質調査所, 74pp.  318
6   Kamata, H. (1998) Quaternary volcanic front at the junction of the Southwest Japan Arc and the Ryukyu Arc. J. Asian Earth Sci., 16, 67-75. 46