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530古三瓶別名粕淵火砕流・木沢降下軽石・森田山 日本の火山第1版   
火山番号42 日本の火山第2版  42 
火山名三瓶 活火山カタログ   
個別火山体の位置カルデラ形成前の三瓶火山最古の火砕噴出物 火山体番号   

 著 者 糸井 理樹・沢田 順弘(林 信太郎が年代測定値部分に新データを加筆)

位置と大きさ
      地形的  主火道 
 緯  度  35゜7.8'   
 経  度  132゜37.6'   
 最高点高度  400 m
 基盤高度   m
 分布面積   km2
 火山体体積   km3

活動時代と性質
 噴出物の分類  火砕流 
 火山体の分類  PF(木次降下軽石層が本堆積物の上位に存在.降下軽石層は遠方まで分布) 
 層序   
 年代測定値  FT, 0.10 ± 0.02 Ma [6]  

岩石名
 玄武岩   
 玄武岩質安山岩   
 安山岩   
 デイサイト   
 流紋岩  大部分 
 その他   

 化学分析値 
 Hb-bt rhyolite [no analysis] 

引用文献
1 服部 仁・鹿野和彦・鈴木隆介・横山勝三・松浦浩久・佐藤博之(1983)三瓶山の地質,地域地質研究報告(5万分の1図幅),地質調査所,168p. Hattori, H., Kano, K., Suzuki, T., Yokoyama, S., Matsuura, H. and Satoh H. (1983) Geology of the Sambesan district, Quadrangle series scale 1: 50,000, Geol. Surv. Japan, Okayama (12), 38, 180
4 町田 洋・新井房夫(1992)火山灰アトラス―日本列島とその周辺.東京大学出版会,267p. Machida, H. and Arai, F. (1992) Atlas of Tephra in and around Japan. Umiversity of Tokyo Press, 267p. 511
5 松井整司・井上多津男(1971)三瓶火山の噴出物と層序.地球科学,vol.25,147-163.  
6 木村純一・岡田昭明・中山勝博・梅田浩司・草野高志・麻原慶憲・舘野満美子・檀原徹(投稿中)大山および三瓶火山起源テフラのフィッショントラック年代とその層序学的意義.第四紀研究  437