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339箱根中央火口丘(CC)別名 日本の火山第1版   
火山番号60 日本の火山第2版  60d 
火山名箱根 活火山カタログ   
個別火山体の位置最上部 火山体番号   

 著 者 小山真人・津久井雅志

位置と大きさ
      地形的  主火道 
 緯  度  35゜13’58”   
 経  度  139゜01’21”   
 最高点高度  1438 m
 基盤高度  800 m
 分布面積  28 km2
 火山体体積  3.8(火山体),2.8(テフラ[1]) km3

活動時代と性質
 噴出物の分類  溶岩+火砕流+降下テフラ  
 火山体の分類  SC+LD 成層火山(神山),溶岩円頂丘(台ヶ岳,小塚山,陣笠山,駒ヶ岳,上・下二子山(4ka))  
 層序  東麓のテフラ層序より,0.05〜0.03Ma[1] 3ka大湧谷付近で水蒸気爆発と火砕流の噴出.山体北西部崩壊,岩屑なだれによって芦ノ湖形成. 
 年代測定値   

岩石名
 玄武岩  なし 
 玄武岩質安山岩  なし 
 安山岩  大部分 
 デイサイト  なし 
 流紋岩  なし 
 その他   

 化学分析値 
 ol-hyp-aug andesite, hyp-aug andesite (SiO2=55.62-60.34%)[8](126個) 

引用文献
1 町田 洋(1977)火山灰は語る―火山と平野の自然史―.蒼樹書房.324p.  507
2 久野 久(1952)7万5千分の1地質図幅"熱海"および説明書.地質調査所.  
3 高橋正樹(1986)マグマ活動から見た南部フォッサマグナ地域の「衝突」テクトニクス. 月刊地球, 8, 586-591.   965
4 気象庁(1991)日本活火山総覧(第2版)483p.  1168
5  Kuno,H.(1962)Catalogue of the active volcanoes of the world including solfatara fields.Part XI. Japan, Taiwan and Marianas. 332p, International Association of Volcanology. 46
6 久野 久(1972)箱根火山地質図および同説明書.箱根火山地質図再版委員会.52p.  487
7 1/5万 地形図 御殿場・沼津・小田原・熱海 1:50,000 Geologic Map「Gotenba」「Numazu」「Odawara」「Atami」 18
8 中村直子(1998MS) 箱根火山の地質および岩石学的研究IIー中央火口丘群の岩石学ー, 茨城大学理学部地球科学科卒論(非公開)  658