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314日光白根別名奥白根 日本の火山第1版   
火山番号109 日本の火山第2版  109 
火山名日光白根 活火山カタログ   
個別火山体の位置 火山体番号   

 著 者 佐々木 実・高橋正樹

位置と大きさ
      地形的  主火道 
 緯  度  36°47.7′  36°47.7′ 
 経  度  139°31.3′  139°31.3′ 
 最高点高度  2577.6 m
 基盤高度  2100 m
 分布面積   km2
 火山体体積   km3

活動時代と性質
 噴出物の分類  溶岩 
 火山体の分類  SC(LD,LF) 
 層序  噴出テフラから約5000年前以降に活動の可能性あり 
 年代測定値  5320±140y.B.P.(14C年代)[5]  

岩石名
 玄武岩  なし 
 玄武岩質安山岩  なし 
 安山岩  多い 
 デイサイト  主要 
 流紋岩  稀 
 その他   

 化学分析値 
 Ol-aug-hyp-ho andesite〜Hyp-ho-bi dacite(SiO2=58〜70%)[1][3] 

引用文献
1 佐々木 実・橋野 剛・村上 浩(1993) 日光火山群, 日光白根火山および三ツ岳火山の地質と岩石(演旨). 岩鉱, 88 ,202-202. Sasaki, M., Hashino, T. and Murakami, H. (1993) Geology and petrography of Nikko-shirane and Mitsudake volcanoes, Nikko volcano group (abs.). Journal of Mineralogy, Petrology and Economic Geology, 88, 202-202. 829
2 高橋正樹・小堀容子・矢島有紀子(1995) 日光白根火山下マグマ供給システムの岩石学的モデル. 月刊地球, 17, 113-119.  967
3 小堀容子(1995) 日光白根火山の岩石学的研究. 茨城大学理学部地球科学教室卒論(手記)   454
4 鈴木毅彦・奥野 充・早川由紀夫(1994) テフラからみた日光火山群の噴火史. 月刊地球, 16, 215-221.  936
5 奥野 充・中村俊夫・守屋以智雄(1993) 那須・高原・日光白根火山の完新世テフラの加速器14C年代. 日本火山学会1993年秋季大会講演予稿集, 92.  Okuno, M., Nakamura, T. and Moriya, I. (1993) 14C Dating with AMS of Holocene Tephras of Nasu, Takahara and Nikko-Shirane Volcanoes (abs.). Programme and Abstracts, the Volcanological Society of Japan, 92. 751