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24銭亀沢別名 日本の火山第1版   
火山番号184.5 日本の火山第2版   
火山名銭亀沢 活火山カタログ   
個別火山体の位置 火山体番号   

 著 者 山縣耕太郎

位置と大きさ
      地形的  主火道 
 緯  度    41゚44'12" 
 経  度    140゚51'18" 
 最高点高度  -30  m
 基盤高度  -53 m
 分布面積  300(火砕流) km2
 火山体体積  28 km3

活動時代と性質
 噴出物の分類  火砕流 (体積9 cu.km,分布面積300 sq.km) [1] 降下テフラ(体積19 cu.km) 
 火山体の分類  水没したカルデラと火砕流台地 (CA+PF) 
 層序  33,000-45,000 年前 [1] Kt-1(Spfa-2クッタラ起源)と中島・長流川テフラの間,最終氷期前半に形成された河成段丘堆積物直上 
 年代測定値  28,620+1610,-1370 y.B.P. [2] 33,600+3700,-1600 y.B.P. [3] 

岩石名
 玄武岩  なし 
 玄武岩質安山岩  なし 
 安山岩  多い 
 デイサイト  多い 
 流紋岩  なし 
 その他   

 化学分析値 
 なし 

引用文献
1 山縣耕太郎・町田洋・新井房夫(1989)銭亀ー女那川テフラ:津軽海峡函館沖から噴出した後期更新世のテフラ.地理学評論,62,195ー207 Yamagata, K., Machida, H. and Arai, F. (1989) Zenikame-Menagawa Tephra: Late Pleistocene Tephra Layers Erupted from a Submerged Vent off the Coast of Hakodake, Tsugaru Straits. Geographical Review of Japan, 62, 195-207. In Japanese with English abstract 1110
2 瀬川秀良(1975)いわゆる”銭亀沢火山灰層”中に包含される泥炭質粘土の堆積時代ー日本の第四紀層の14C年代(109)ー.地球科学,29,301-302. Segawa, H. (1975) Chikyu Kagaku (Earth Science), 23, 231-232. In Japanese 854
3 瀬川秀良(1980)いわゆる”銭亀沢火山灰層”中に包含される泥炭質粘土の堆積時代.地球科学,301ー302 Segawa, H. (1980) Chikyu Kagaku (Earth Science), 28, 301-302. In Japanese