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672姶良カルデラ別名 日本の火山第1版  11 
火山番号13 日本の火山第2版  13b 
火山名姶良・桜島 活火山カタログ   
個別火山体の位置 火山体番号   

 著 者 小林哲夫・宇都浩三

位置と大きさ
      地形的  主火道 
 緯  度  31°38′53″  31°38′53″ 
 経  度  130°43′00″  130°43′00″ 
 最高点高度   m
 基盤高度   m
 分布面積   km2
 火山体体積  470 km3

活動時代と性質
 噴出物の分類  AT火山灰(150 km3) 入戸火砕流堆積物(200 km3) 妻屋火砕流堆積物(6 km3) 大隅降下軽石(100 km3) 荒崎火砕流堆積物(1.5 km3) 毛梨野降下軽石(0.08 km3) 深港降下軽石(1.2 km3) 大塚降下軽石(0.5 km3) 岩戸火砕流堆積物(7-12 km3) 福山降下軽石(10 km3) 新島軽石 
 火山体の分類  CA 
 層序  岩戸pfldは敷根andesiteより上位 (~50ka) 
 年代測定値  AT火山灰(25 ka) 入戸火砕流堆積物(25 ka)(14C) [4] 妻屋火砕流堆積物(25 ka) 大隅降下軽石(25 ka)(14C) [4] 荒崎火砕流堆積物(30 ka?) 毛梨野降下軽石(25.3 ka) 深港降下軽石(27 ka) 大塚降下軽石(30 ka) 岩戸火砕流堆積物 <~50ka 福山降下軽石(80 ka?) 新島軽石(5.3-11ka) [5] 

岩石名
 玄武岩  なし 
 玄武岩質安山岩  なし 
 安山岩  稀 
 デイサイト  稀 
 流紋岩  大部分 
 その他   

 化学分析値 
 25 ka 噴出物:Q-hyp rhyolite (SiO2=67.46-76.39 %) [2] Table 3, No. OS1-OS13, OSd1, OSd2, Tsu, KamA, KamB, Iyo1-12(合計31個) 

引用文献
1  Nagaoka, S. (1988) The Late Quaternary tephra layers from the caldera volcanoes in and around Kagoshima Bay, southern Kyushu, Japan. Geogr. Rep. Tokyo Metropolitan Univ., No. 23, 49-122. 46
2 津久井雅志・荒牧重雄(1990)姶良火砕噴火のマグマ溜り.火山,35, 231-248.  1032
3 町田 洋・新井房夫(1992)火山灰アトラス.東大出版会,276pp.  
4 池田晃子・奥野 充・中村俊夫・筒井正明・小林哲夫(1995): 南九州,姶良カルデラ起源の大隅降下軽石と入戸火砕流の炭化木片の加速器14C年代. 第四 紀研究, 34, 375-377.   252
5  Kano, K., Yamamoto, T. and Ono, K.(1996) Subagueous eruption and emplacement of the shinjima pumice, Shinjima (Moeshima) Island, Kagoshima Bay, SW Japan. JVGR, 71, 187-206. 46