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591焼岳別名硫黄岳 日本の火山第1版   
火山番号80 日本の火山第2版  80 
火山名焼岳 活火山カタログ   
個別火山体の位置火山群の中で最も若い 火山体番号   

 著 者 三宅康幸

位置と大きさ
      地形的  主火道 
 緯  度  36°13'23"   
 経  度  137°35'26"   
 最高点高度  2455  m
 基盤高度  1900  m
 分布面積  12  km2
 火山体体積  2.8  km3

活動時代と性質
 噴出物の分類  溶岩流 溶岩円頂丘 火砕流 土石流 
 火山体の分類  LD,SL 
 層序  若い溶岩地形[1] 15 - 0 ka [4] 
 年代測定値  2180±100年前,14C [2] (中尾火砕流中の木片) 

岩石名
 玄武岩   
 玄武岩質安山岩   
 安山岩  主要 
 デイサイト  主要 
 流紋岩   
 その他   

 化学分析値 
 ol-bg. bi-cpx=hb andesite to dacite (SiO2=61-65%)  

引用文献
1 原山 智(1990)上高地地域の地質.地域地質研究報告(5万分の1地質図幅同説明書),地質調査所,175p. Harayama, S. (1990) Geology of the Kamikochi district. quadrangle series scale 1:50,000, Geol. Surv. Japan, Kanazawa (10), 45, 175. 169
2 藤井昭二・沢田豊明・武沢正(1974)焼岳火山の中尾火砕流堆積物とそれらの放射性年代.第四紀研究,18,1-5.  98
3 藤井宏明(1995MS)焼岳溶岩円頂丘の岩石鉱物学的研究.信州大学理学部卒業論文.  97
4 及川輝樹・紀岡秀征(1998)焼岳火山群のK-Ar年代.日本地質学会講演要旨集. p.160. Oikawa, T. &Kioka, H. (1998) K-Ar dating of the Yakedake volcano group.Geological Society Spring Meeting (abstract) p160. 732