災害速報
第2白糸トンネルの
岩盤斜面崩壊のページ(1997年9月5日16:00 ver 2.10)
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更新情報
1997年8月25日午後2時30分頃、北海道牧村持田の国道229号線第2白糸トンネル(全長741m)の南側入り口付近で、大規模な岩盤斜面崩壊が発生しました。崩壊土砂は、トンネルの巻出し部を押しつぶし、一部は海に達しました。また、28日にも再び崩壊が発生しましたが、あらかじめ前兆を察知し、作業を中断・避難していたので、被害はありませんでした。
アジア航測では、災害の状況を把握するために8月26日午後2時に緊急撮影を行いました。ここでは空中写真や、発生前の現地写真を紹介します。防災対策、調査研究に役立てていただければ幸いです。
本ページの内容に関するお問い合わせや、リンク等の御要望につきましては、防災部千葉までメールでご連絡下さい。また、発生後の斜め写真を入手ご希望の方は、営業統括の手塚までメールでご連絡下さい。
●関連ページのリンク集Yahoo Japan! 第2白糸トンネル岩盤崩壊リンク集(9/3)
- 北海道瀬棚町ホームページ(現地写真が22枚)(9/1)
- 国際航業 白糸第二トンネル崩落事故報告 (写真とコメント)UP(9/5)
- 地すべり学会北海道支部実験的ホームページ(9/5)
- 建設グラフ速報 第2白糸トンネルで崩壊(9/5)
●関連ニュースクリップのログ(注意134k)作成中
●崩壊機構に関するコメント8月25日午後発生した島牧村で発生した岩盤崩落について
北海道立地下資源調査所 山岸宏光
●地質についての参考文献
1 山岸宏光、黒沢邦彦(1987):5万分の1地質図幅「原歌および狩場山」および同説明書、北海道立地下資源調査所、36p.
2 Kaneoka, I., Yamagishi, H. and Yahata, M., 1987: K-Ar ages of the Neogene submarine lavas from the Mt. Karibayama area, southwest Hokkaido. Bull. Volcanol. Soc. Japan, v. 32, 329-333.
●発生後斜め写真(1997年8月26日撮影)
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●発生後拡大・ステレオ写真(1997年8月26日撮影)
ステレオ画像は72dpiで実体視できるように調整しましたが、見にくい場合は精細モード(17inch CRTでXVGAモードを使用する等)か、遠く離れて見ると良く見えます。どうしても見えない場合は、プリントの上、簡易実体鏡を利用してください。
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28日崩壊の前兆割れ目 |
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●発生前地上写真(1997年5月2日撮影)
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この写真は、アジア航測株式会社地質部の藤田浩司が、今年のゴールデンウィークの北海道旅行中に撮影したものです。 |