インターネットという概念は、すでにメディアの1種類として認知されつつあるように思える。ハッカー達の密やかな楽しみを合法化したような、このパソコン通信の一種のものは、世界中の人々の知的な部分を相互接続しつつある。メールやホームページの閲覧は、その作成者や使用者が意図していないような文化的な影響を発生しつつある。まるで、ニューロンが相互に神経の枝を伸ばして接続していく過程が、現実世界で大規模に発生しているのだ。その結果として生ずるであろう頭脳はどういう精神をもつのであろうか。
知的生産は、どこかで誰かが一度行い、すべてのそれ以外の人は、その段階からスタートする可能性を持つのであり、真に、独創的なもののみがもつ本来の価値を評価されるようになっていくのであろう。
そのような、1ニューロンにすぎない個としては、ホームページ上で情報を発信し、重要なところにリンクを張らなければならない。その意味で私のホームページのタイトルは「千葉達朗のページ」なのである。
わたしという個は、どんな人間なのか。何をしてきたのか。そしてこれから、何をしようとしているのか。