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「ある火山学者のひとりごと」過去ファイルの 内容と整理指針、再利用の条件について |
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数理設計研究所 玉置晴朗/Hal.T/JA1QPY 2000/9-2008/06/11 |
2008/06/11 2006/09 より選択して記録しています。
なぜならば、仮定に推論を重ねたような議論は反証性も無く、どんなことでも、もっともらしく言えてしまいます。たいていは震源になった文書を掲載することはしませんが、それについての論及を残すことはあります。
著作権については次のようになると判断します。の要件から
- 公開掲示板への掲載文書
- 掲載文書を【過去ファイル】として収集公開していることを(過去ファイルへのリンクで)周知している
- 原文全体の転載は原文著者の承諾が必要
- 索引の転載は(原本全文に渡っていないものに限り)自由
- 統計的利用は出典(元掲示板の名称)を明示することにより自由
- ご心配または不明点は mad@mail.wind.ne.jp までメイルをください
新機能と言うわけではないのですが、原本のほうに番号ラベルを追加しています。
あなたの研究報告がWEB上の物であれば、将来に渡って安定維持を保証しますので、原本参照のために
http://www.madlabo.com/mad/research/volcano/n4500.htm#4505 のような形で参照指示もできます。
私が手がけているからなどといった排他的な感覚で気後れする必要はありません。このめったにないinfoを利用し、自由な情報流通が真実性と有用性の道を開く仕組みを追求し研究しましょう。きっと将来の役に立ちます。災害という極限状況中に情報と時間のトレード関係などインターネットを単にもう一つの媒体として皮相的にとらえるのではなく、それこそ新世代の意味を観察することができるかもしれません。後はあなたの力量次第です。
今日(2001/3/24)時点で7000件の文章があり、防災の話題と流れや背景情報が得られます。 その他、たとえば以下のような観点で利用し研究することができるでしょう。
対象:防災研究者、防災対策、認知科学、リスク評価 etc
ここに転載整理することはボランティアとしての意味もあります。しかし、実は自然災害に人間がどのように対処するのか、科学者と技術者、社会(人間)との関係を記録し検討してみたいとの思いからです。
見える災害に対処する多くのボランティア(志願者)に比すれば、不確実な情報を評価して災害に対処するのがプロの役目です。
ここにある情報は災害のプロのために集積するものです。まさに不確実でゴタゴタとした集積ですが、それだからこそ意味を持つのかもしれません。
ページの一番上にある「WWWルートへ」は私が運営する小さな民間研究所へのリンクとなっています。科学は技術の上に築かれる部分が多くあります。その仲立ちをしたいと志して始めたものです。(ちょっとだけ宣伝)
運営費は2民間企業がそれぞれ若い事務員ひとり分ぐらいを提供してくれ、それ以外の大部分を自力で調達する八百屋さんや漁師と同じ自営業です。研究のための資材費が増えると分配金が減る仕組みです!。私達は原理や理論を大事にしながらも、実用性の方を重要視するので、科学者ではなく技術者でしょう。最近は土石流を含む土砂災害に使える測定機や警報装置の開発をしています。
自然は人の対処の仕方によって「現象」にも「災害」にもなります。我々は数多くの知りえないこと、知らないことの限界を意識しながら世界を生きるしかないのです。それなりの知識や技術を持つ者の責任感、心理の動き、科学・技術・社会の問題が20世紀末のこの年に集中するのも不思議です。
私は公的研究機関などいっさいの所属を持ちません。私がどんな人間か、どんな専門性と技術を持ち、記述の信頼性はどのようなものかを知りたいと思う方は WWWルート をたどっていただければわかるかもしれません。あえて自ら書けば、理数系+電子工学分野の物好きと自称しています。
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