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15796. 2008年07月13日
10時19分08秒 投稿:みき [http://www3.nhk.or.jp/news/k10015858551000.html] |
かわべさん> 朝からNHKニュースで報道された、 一迫川河道閉塞(せき止め湖)の流出は、 ほんの数時間のことだったんですね。 最新の情報として関東地区で得られたNHKの報道は、 夕方まで同じ内容でしたので、 平衡状態になった時期などはよく分かりませんでした。 結果として、平衡状態になったのは、 多少決壊して流出が進んだこととポンプの台数を増やしたことによるのかもしれません。 何にしても、今回は大規模な決壊・流下でなくて良かったです。 見ること(現地でよく観察し、調査すること)、正確な現地情報を直接得て判断することが 改めて重要だと思いました。 机上論や報道やネット情報だけでは判断できないことが、まだたくさんあり、 現地に行けば分かることがたくさんある。 今回のことを通じて、即時性や確実性という点から、 やはり現地での情報収集や目視は欠かせないということを実感しました。 |
15794. 2008年07月13日
07時50分11秒 投稿:かわべ [http://133.24.255.73/kawabe/www/2008iwtmyg/slope_collapse/NaturalDum080712.jpg] |
一迫川上流側の宮城県栗原市湯浜地区のせき止め湖の状況です. 雨は昨日朝には上がって,午後には流入量と越流量とが平衡状態に達しているとのことでした. ![]() |
15793. 2008年07月12日
13時21分47秒 投稿:みき [http://www3.nhk.or.jp/news/k10015858551000.html] |
岩手・宮城内陸地震でできた 宮城県栗原市の湯ノ倉温泉付近と湯浜地区の2つの河道閉塞箇所(せき止め湖)で、 昨夜からの降雨により水位が上昇して、溜まった水の一部が流下していることがわかりました。 地元では自主避難をしているとのこと。 現在東北地方整備局ではポンプでの排水を強化しているとのことです。 |
15792. 2008年07月12日
00時13分25秒 投稿:みき [http://www.jma.go.jp/jma/press/0807/10a/kaisetsu200807101030.pdf] |
「平成 20 年(2008
年)岩手・宮城内陸地震」 余震発生確率発表が7月10日をもって終了しました。 |
15790. 2008年07月11日
18時32分18秒 投稿:ちば [http://arukazan.jp/temp/kazankougakuposter.pdf] |
火山工学・斜面工学セミナー in FUKUOKA
2008 のご案内 土木学会火山工学研究小委員会と斜面工学研究小委員会では 以下の予定でシンポジウムを開催いたします。 主催:土木学会火山工学研究小委員会・土木学会斜面工学研究小委員会 日時:2008年7月18日(金)13時00分〜17時10分 場所:九州大学西新プラザ 〒814-0002 福岡市早良区西新2-16-23 参加費 1000円(資料代を含む) プログラム 13:00 開会挨拶 13:10 特別講演 斜面災害の実用的なリスクマネジメント技術 九州大学大学院准教授 陳 光斉 13:50 話題提供 (1)平成20年岩手・宮城内陸地震における斜面災害の概要 応用地質(株)技術本部技師長 上野将司 (2)火山地帯における斜面緑化と国土保全 (株)山地防災研究所代表 桜井正明 (3)九州の活火山とこれからの防災対策 (財)砂防・地すべり技術センター総合防災部長 安養寺信夫 (4)噴火予報・警報と噴火警戒レベル 福岡管区気象台地震火山課火山監視・情報センター火山防災予報官 稲葉博明 15:50 パネルディスカッション 斜面・火山災害の予知と対策 パネリスト:陳 光斉・上野将司・桜井正明・安養寺信夫・北村良介(鹿児島大学教授) コーディネーター:(株)環境地質 稲垣秀輝 17:00 閉会挨拶 |
15789. 2008年07月11日
10時14分48秒 投稿:みき [http://www.geosociety.jp/hazard/content0033.html] |
岩手・宮城内陸地震に関する 日本地質学会調査団茨城大学班の報告が掲載されました。 |
15788. 2008年07月11日
09時47分35秒 投稿:浅見真規(あさみ・まさのり) [http://masanori-asami.hp.infoseek.co.jp/JP/geoscience/trench_for_Sichuan_eq.htm] |
15787の一番上のPDFの「岩手・宮城内陸地震における地表地震断層と活断層について」(鈴木康弘他)では、写真が並べて表示されてるので、15778と15782の写真が同一地点だとわかりました。また、名古屋大のサイトにあった「2008年岩手・宮城内陸地震に関する活断層トレンチ調査」(鈴木康弘教授他)を見たら空中写真で発見された段差部分でトレンチが掘られてるのがわかりました。 「2008年岩手・宮城内陸地震に関する活断層トレンチ調査」(鈴木康弘他)を見たら「牧草地(旧水田)で、地震時に30cm 程度の地震断層が出現した」地点を、7月5日のasahi.com(朝日新聞社)記事ではトレンチ掘った場所は「約50センチの隆起が確認された休耕田」としてたのと、30年以上経って写真の風景が様変わりしてたので別の場所かと誤解し失礼しました。 ***** しかし、たとえ地震前の空中写真を使っても地震後に活断層が発見できたと一般人向けにニュースにされるのは問題だと思います。空中写真で少しでも活断層の疑いのある微地形すべてをピックアップすれば膨大な数になるかもしれないという事と、空中写真判読では、どうしても主観が混じるので、地震後に空中写真判読するのは問題がある事を一般人は知らないので、一般人向けニュースにされたのは問題だと思います。(もちろん、特集として丁寧に説明すれば、一般人向けに報道されるのも結構ですが、あの記事の説明では、それらの点が説明されておらず誤解を招く危険があります。) ***** 同じ場所だとしたら別の疑問がわいてきました。1976年の空中写真にあったはずの段差は、岩手・宮城内陸地震の直前には人為的に整地等でなくなっていたのですかね?[16時03分、この疑問追加] また、今回の岩手・宮城内陸地震の1ヶ月前に空中写真撮っても段差が人為的に消されて見つからなかった可能性が極めて高いみたいですね。[7月12日10時43分追加] ***** 西側が上盤と推定される震源断層と逆向きの東上がりの副次的なバックスラストによる断層だそうだが、仮に、今回の岩手・宮城内陸地震以前に活断層認定されていても、今回の岩手・宮城内陸地震以前の段階で震源断層と逆向きのバックスラストによる副次的な断層と解釈できたのか疑問を感じた。逆に、副次的な逆傾斜の断層のみを震源域からはずれた場所で発見すれば解釈間違いを誘発して混乱をもたらした危険はないのかも検証すべきかもしれない。[21時30分、この疑問追加] |
15787. 2008年07月11日 07時05分50秒 投稿:ちば |
関連ページへのリンクを示しておきます(未完、途中保存) →岩手・宮城内陸地震における地表地震断層と活断層について(鈴木康弘(名古屋大)・渡辺満久(東洋大)・小岩直人(弘前大)・杉戸信彦(名古屋大)),名古屋大学環境学研究科地震火山・防災研究センター ホームページ掲載資料,2008.6.23 HP掲載 2008.6.24 一部改訂,http://www.seis.nagoya-u.ac.jp/INFO/iwate_miyagi080614/activefault0624.pdf →2008年岩手・宮城内陸地震速報,緊急現地調査速報(第3報:2008.6.19),遠田晋次・丸山 正・吉見雅行・金田平太郎・安藤亮輔, http://unit.aist.go.jp/actfault/katsudo/jishin/iwate_miyagi/report/080619/index.html →2008 年6 月14 日岩手・宮城内陸地震の地表地震断層調査報告(速報),土井宣夫*・斎藤徳美**・野田 賢***(岩手大学),http://www.cande.iwate-u.ac.jp/gpl/080614earthquake_fault_080619.pdf →東北大学・岩手大学・京都大学・名古屋大学・信州大学による地震断層調査の速報(第1報)(地震研サイトより移転) →2008年岩手・宮城内陸地震の地震断層調査(速報),(石山達也・今泉俊文・大槻憲四郎(東北大理)・越谷 信(岩手大工)・中村教博(東北大理)(50音順)),http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/topics/Iwate2008/fault_by_THK/ →平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震速報,基礎地盤コンサルタンツ株式会社,目,http://www.kiso.co.jp/tec/sokuho/eq/iwatemiyagi/H20iwate-miyagi_sokuho1_2.pdf |
15785. 2008年07月10日
13時57分35秒 投稿:浅見真規(あさみ・まさのり) [http://masanori-asami.hp.infoseek.co.jp/JP/geoscience/trench_for_Sichuan_eq.htm] |
>15782 その空中写真の場所をGoogleマップで示してください。 また、その空中写真の段差地点で鈴木康弘教授はトレンチを掘られたのですか? |
15782. 2008年07月10日
07時07分43秒 投稿:ちば [http://arukazan.jp/temp/cto-76-13_c12d.jpg] |
かわべさん> 国土地理院の空中写真を実体視可能なように並べてみました ![]() |
15780. 2008年07月07日
17時50分45秒 投稿:かわべ [http://www.asahi.com/science/update/0626/TKY200806260143.html] |
15778
ちばさん> 素早いですね. ”断層”と言う以上,地層の現象ですから,地質断面で確認するのは必要条件ですね. 地すべり等のややこしい地層があると難儀ですが...齋藤先生の写真にもあるように,段丘面の下の河床には第三紀層が露出しているわけで,実際あったとしても,あまり残っていなかったのかな. >地震の痕跡を確認していた場所 朝日新聞の記者は,http://www.asahi.com/science/update/0626/TKY200806260143.html の続報として書いています...取りようによっては変な誤解(異なる解釈)を生まないために,文章の言葉使いには細心の注意が必要ですね. また,最初の報道の写真のキャプションは,「76年の国土地理院の航空写真で確認された、岩手県一関市の活断層と見られる地形の変形の一部。」となっていて,本文は今回と同じですが,キャプションの方が正確な表現ですね. |
15779. 2008年07月07日
12時32分37秒 投稿:浅見真規(あさみ・まさのり) [http://masanori-asami.hp.infoseek.co.jp/JP/geoscience/trench_for_Sichuan_eq.htm] |
>15778 そのasahi.com(朝日新聞社)記事ですが、 http://www.asahi.com/science/update/0705/TKY200807050105.html >名古屋大の鈴木康弘教授らが、地震前の1976年に撮影された >航空写真(縮尺8千分の1)を判読し、数万年前以降に起きた地震の痕跡を >確認していた場所でもある。 の文章を素直に読むと今回の岩手・宮城内陸地震発生以前に活断層だと気付いていたと読めるのですが、鈴木康弘教授らがどこで発表されたのか御存知の方がおられましたら御教示願います。(ただし、岩手・宮城内陸地震発生後の6月末の地震調査委員会の臨時会を除く)[16時54分赤字部分追加] |
15778. 2008年07月07日
07時25分39秒 投稿:ちば [http://www.asahi.com/science/update/0705/TKY200807050105.html] |
トレンチ調査で定向的累積性を確認できたようですね 山間部では写真判読だけで認定するのは難しいだろうし 場所は 岩手県一関市厳美町柧木立 付近のうおっちず 関連朝日記事 大きな地図で見る トレンチの位置は 杉が傾いた水田の南200mおよび北50m地点とのこと |
15777. 2008年07月06日
14時45分43秒 投稿:みき [http://www.jma.go.jp/jma/press/0807/02a/20080702.pdf] |
15770 関連レス 奥州市衣川区の臨時の震度計設置について(気象庁発表) |
15773. 2008年07月04日
20時31分47秒 投稿:なべ [http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080702-OYT1T00891.htm] |
国土地理院によると、岩手宮城内陸地震の断層運動が、県境付近で最大11mだったそうです。 すごいなあ。 それにしても、読売見出しの >岩手・宮城は四川大地震なみ、断層ずれは最大11m は勘違いの元。ずれ量は最大11mで同等でも、地震規模(断層長さ)が全然桁違いです。 |
15771. 2008年07月04日
10時12分23秒 投稿:かまたひろき [http://www.gaia.h.kyoto-u.ac.jp/~kamata/] |
土曜の夜に下記のテレビ番組があります。 7月5日(土)19:57-21:48「世界一受けたい授業 ・2時間スペシャル」(日本テレビ系全国ネット)で、映像ベスト100という特集をします。 かなり見ごたえのある映像が多く、火山噴火の映像も選ばれました。 今度は生徒役としてコメントします(^_^;) |
15770. 2008年07月03日
17時18分40秒 投稿:みき [http://www.jma.go.jp/jma/press/0807/02b/080702_kurikoma.pdf] |
15767 ちばさん の補足 気象庁報道発表用資料「栗駒山の火山監視用の地震計について」 |
15769. 2008年07月03日
15時09分30秒 投稿:浅見真規(あさみ・まさのり) [http://masanori-asami.hp.infoseek.co.jp/JP/geoscience/trench_for_Sichuan_eq.htm] |
千葉さんは、四川大地震発生地域で四川大地震前に長大な地表活断層の存在を指摘したA. L.
Densmore et.al.(2007)(注)の論文に対して、昨日のメールでコメントを要求されてますが、A. L.
Densmoreらが航空写真やトレンチや現地調査で発見した断層は先の四川大地震で動いたのでしょうか? 動いたとすれば、地震断層発見のニュースがあるはずですが、現時点ではそういうニュースはないはずです。 尚、A. L. Densmore et.al.(2007)ですが、もし仮に、A. L. Densmoreらが航空写真やトレンチや現地調査で発見した断層が先の四川大地震で動いていないなら、結果として偶然に危険を指摘しただけで途中の論拠が誤っている可能性もあります。 ともかく、A. L. Densmore et.al.(2007)は、そこで指摘されてる断層や変位の箇所について、今年の四川大地震後の状況がわからねば議論しても意味が無いでしょう。そういうわけで、コメント要求されてもコメント不能です。(ただし、続報が出ても英語理解等の問題があってコメントできない可能性が高いですけど。) ちなみに、四川大地震発生から1ヶ月半経ちますが、現時点では中国本土でネット百科事典として利用されている百度百科の「地震断層」の項目にも四川大地震の地震断層の存在は記載されてません。 千葉さんは百度の画像検索がお好きみたいなので、簡体字中国語で「地震断層」の画像検索も勧めます。多分、林愛明教授の写真画像はヒットしないと思いますよ。 ***** (注)A. L. Densmore et.al.(2007)本文は有料みたいですが、そのアブストラクトはAGUのサイトで無料で見れます。 |
15767. 2008年07月03日
12時00分14秒 投稿:ちば [http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080702-00000092-mai-soci] |
<栗駒山>火山活動監視、地震計1台新設…気象庁 |
15762. 2008年07月03日
08時49分09秒 投稿:浅見
真規 [http://masanori-asami.hp.infoseek.co.jp/JP/geoscience/trench_for_Sichuan_eq.htm] |
>15752・もぐもぐ さん、はじめまして。 以下は枝葉の事への指摘ですが、最近は地学も地球科学とかの分野にまとめられる事が多いので、地球科学分野での事項についてコメントしておきます。 >温暖化についても私だけかもしれませんが >CO2が完全主犯とは科学的な証明があるわけでもないのに(あるのは傾向だけの比較) >あたかもそれが主犯のような考えで、報道しまくっています。 >・・・・炭酸ガスビジネスに利用されているだけの感もありますが。 疑いを持って検証するのは良い事だと思います。また、本物の温室と原理が異なる(注)のに「温室効果」と名づけられた事が誤解を招いている側面もあります。 しかし、二酸化炭素地球温暖化説は、(それが正しいか否かは置いておいても)、単に産業革命以降に地球が温暖化の傾向にあるという統計的データだけでなく、理論的にも二酸化炭素が赤外線を吸収して熱運動に変換するため大気温度を上昇させるという理論的根拠を明示しています。 また、現時点ではマスコミが先走って騒いでいるのでなく、現在では政治・経済の重要問題にも成りつつあり、数日後に開かれる洞爺湖サミットでも二酸化炭素地球温暖化説への主要国の合意を前提として地球温暖化対策が議題になる予定です。 ***** (注)wikipedia「温室効果」参照 http://ja.wikipedia.org/wiki/温室効果 >ただし、ビニールハウスでは地表面が太陽放射を吸収して温度が上昇し、 >そこからの熱伝導により暖められた空気の対流・拡散がビニールの覆いにより妨げられ >気温が上昇するため、大気圏による温室効果とは原理が異なる。 |
15761. 2008年07月03日 07時35分32秒 投稿:ちば |
もぐもぐさん> はじめまして わたしも新聞記者の取材を受けたことがありますが 複数社の取材に対し、ほとんど同じことを話しても どこをどのように強調するのかが違い かなり印象の違う話になってしまったことがあります。 かといって、正確さを担保するために発表やHPの内容を そのまま素直に転載したのでは、剽窃まがいのことになったり、 そもそも記者の存在意義が問題になりますから、味付けは必須です。 マスメディアを通さずに直接情報を公開することが容易になった現状では、 記事を読んだ読者が、たとえばgoogleで元ネタを検索して見つけることもできます。 比較すれば、どこを強調したのかはすぐに明らかになります。 マスメディアは、まるで情報の料理店のように思えます。 しかし、情報ソースには都合のよいことだけしか 書いていないこともあります。そんなときは そこにメスをいれて 真実を明らかにすることが 求められている ・・ので がんばってください >マスコミのみなさん かな |
15752. 2008年07月02日 01時54分25秒 投稿:もぐもぐ |
15743
のじゅーるさん> 初めての投稿です。 コンサルの専門家?からみると新聞の書き方は時として「えっー」となるようなものがありますが かわべさんが言われるように「地震の時アドバイスをもらう専門家」がどの分野の方かで「文系」の記者の感覚「専門家」は地震に関してはすべて詳しいと考え話を聞き、記事にしますので「コンサル」の専門家から見ると違和感のあるものとなってしまうのでしょう。ちばさんの言われているような、「小学生新聞」的な見方で見ると、まぁまぁかなと思います。地震発生後のテレビなどでの「専門家」の見解よりはまだ良いのかなとも思いました。大規模崩壊に関してのコメントは象徴的でした。小長井先生が修正に苦労していました。地震や地質に関して一応専門家の末席の私からは今回の地震では「えっー」が何回かありました。マスコミュニケーションの世界の方は分かりやすくかつ世間受けするような報道や記事とする傾向がとても強いため、彼らの記事には時として違和感を感じることは確かです。地震とは違いますが、温暖化についても私だけかもしれませんがCO2が完全主犯とは科学的な証明があるわけでもないのに(あるのは傾向だけの比較)あたかもそれが主犯のような考えで、報道しまくっています。・・・・炭酸ガスビジネスに利用されているだけの感もありますが。変な例を挙げたかもしれませんが、マスコミはその程度と考えても良いかもしれません。とりとめなく済みません。 |
15750. 2008年07月01日 13時47分06秒 投稿:かわべ |
15743
のじゅーるさん> >「地震を起こしそうな断層はどうやって見つけるの?」 >に対する「地形」「航空写真」「音波探査」、 断層=地層や岩盤がずれている現象だから,目で確認しないとだめだという思いがあるのでしょうね. 「露頭を探す」「トレンチ調査」というキーワード,まずは少なくとも「音波探査」よりは重要だと思いますが,この辺は記者が誰(どの専門分野の人に)に聞いたかということもあるかもしれませんね. 新聞記事の場合,記者が取材したネタに基づいて原稿を書きますが,”事前検閲に当たる”ということで,記者が書いた記事を掲載される前に社内の人以外に,たとえ取材した人に対してでも,見せることを禁じている新聞社もあります. なお,最初に読んだとき,しょっぱなの, 『断層を境にして岩盤が面状に急にずれ動く』 でつっかかりました. ”断層は面で動く”ということを言いたいのでしょうけど,この場所だと逆に意味不明の文になっています... |
15748. 2008年06月30日
20時37分25秒 投稿:みき [http://mainichi.jp/select/wadai/naruhodori/index.html] |
15743 のじゅーるさん> 新聞記事のうちの科学的な表現としては、よい方だと思います。 新聞の科学欄でも、明らかに間違っているような記述もありますから。 ご指摘の > 段差地形と音波探査の検証が「地震を起こしそうな断層て何?」 > に対する回答と課題ならば、(中略)それでいいの? は、「地震を起こしそうな断層はどうやって見つけるの?」であって、 事前の調査方法についての言及ですから、これはこの限られた文字数の中でなら正しいと思います。 ただし、現地での災現地で災害跡(結果)を見ることについての言及が少ないことは、 多少足りないのは事実かもしれません。結果や事後に学ぶということは重要です。 アウトリーチは、教育者が行うことも重要ですが、 住民説明等にあたる可能性の高いコンサル技術者にも求められるスキルです。 そういう意味で、この文章を 自分ならばどのように書くか、素人にどうやって分かりやすく話すかは、 私たちにとっても課題だと思います。 |
15746. 2008年06月30日 13時26分28秒 投稿:さとぐち |
15743のじゅーるさん> わたしは地震の専門家ではないので,のじゅーるさんが求めている意見者ではありませんが,ちょっとコメントを. 私もちばさんと同じくそれほどの違和感は感じなかったのですが,よい解説だとは思いませんでした. たぶん,こういうのは紙面の問題もあるので,詳しく書きたいけれどもそれほどの多くはさけない,という事情もあるのだろうとは思います. また,通常こういう内容の場合,記者さんの知識だけで書くのではなく,誰かに取材をしているのだろうとは思いますが,短い文章で,多くの人に伝わるような平易な文章にしようと思った場合には,それについてかなり詳しく知っていないとかけない,という事もあると思います.そういう意味では記者さんは大変だなと思います. もっとも,これはちばさんが書かれているようにアウトリーチの問題でもあり,こういう(どういう人に向けた文章かわかりにくい)ものを見るたびに,研究者(もしくは研究者集団)のがんばりが足らないのかな,と逆に反省する事例だなぁと思ってしまいます. |
15745. 2008年06月29日 23時16分15秒 投稿:のじゅーる |
※ のじゅーるです。書き込んだ後、事情があって1泊2日ほど掲示板をみられませんでした。 ちばさん 了解しました。 わかりやすい説明と正確さを両立させるのは難しい ほんとうですね。 折々私なりに感じてます。 段差地形と音波探査の検証が「地震を起こしそうな断層て何?」 に対する回答と課題ならば、(かくれているものもある、と言われたところで)現地で災害跡(結果)をみることはままり有意義な感じがしません。机上ですむことでしょう。それでいいの? 私の違和感と投稿の動機は以上のようなものです。 大新聞(メディア)を相手に週刊誌まがいのヒロイックな揚げ足取り(の相談)をしたという意識は毛頭ありません。 |
15744. 2008年06月29日 11時38分59秒 投稿:ちば |
のじゅーるさん> わたしはそれほど違和感は感じませんでしたが、 昔読んだなんとか小学生新聞のような書きぶりとおもいました。 アウトリーチと一言で片付けるのは簡単ですが、 わかりやすい説明と正確さを両立させるのは難しい・・ あるいは、だれかに大胆に推敲されたのかもしれないですね |
15743. 2008年06月28日 10時00分28秒 投稿:のじゅーる |
〜「地震を起こす断層って何?」毎日新聞の解説記事について〜 はじめまして、北海道に住むコンサル社員(35)です。 岩手・宮城内陸地震に関連して毎日新聞(6/26朝刊第3面)に次のような解説記事が掲載されました。 http://mainichi.jp/select/wadai/naruhodori/index.html 専門家の方はこういった記事をどう読まれるのでしょうか。 私自身は「困ったことだ」と思いました。 「そもそも断層ってどういうもの?」 に対する「地震とは岩盤がずれる現象なのです」や、 「「震源」という言い方もあるよね」 に対する「面状にずれが広がるのです」の説明の意味不明さや、 「地震を起こしそうな断層はどうやって見つけるの?」 に対する「地形」「航空写真」「音波探査」、とってつけたような専門家のコメントの引用であっさり片づける説明のし方には唖然としました。 記者は原因と結果あるいは概念と観察事実を混同しているような印象を受けます。 最初に「困ったこと」としたのは、(単に旨い表現が見つからなかった拙さからですが)事実関係をすっとばして、プロパガンダや恐怖の喧伝まがいのことを新聞がすると、学術研究や災害の対策(政策)、この二つを繋ぐ営為が逆に貶められるような感じが(漠然とですが)するからです。 「岩手・宮城内陸地震を通して、地震研究に新たな課題が突きつけられました」 「地震研究」を「地震報道の伝わりかた」に変えると、ここだけは正しいと思います。 地震や火山、災害全般に関して貴重な情報が多く投稿されるなか、場違いな投稿を長々としまして、すみません。 |
15741. 2008年06月24日 09時12分26秒 投稿:さとぐち |
15740かわべさんの補足です 寛文二年の地震(寛文地震)は湖西地域(琵琶湖の西岸側)を中心に,京都や敦賀付近まで深度6程度と推定されるような大きな地震で,その時の崩壊がかわべさんのいわれている「町居崩れ」です. ちなみに,梅ノ木は現在の地名は大津市葛川梅ノ木町です.この地域には,当時は町居村と榎木村という集落があり,崩壊によって2つの集落全体が埋まってしまい,当時の集落名と現在の地名はややずれているようです(場所を移して再建した). |
15740. 2008年06月23日
02時48分08秒 投稿:かわべ [http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&ie=UTF8&ll=35.258446,135.873413&spn=0.026983,0.049181&t=h&z=14] |
こっちは,花折断層にそった安曇川沿いの朽木村梅ノ木で,寛文2年(1662年)近江・若狭地震の際に発生した右岸側の斜面崩壊(三舞谷の南隣りの谷)が発生して,麓の集落を巻き込んで対岸に比高約100mの堆積物を堆積させ(R367の記号の左岸側の高まり(註)),安曇川をせき止めてダム湖をつくり,その決壊によって,さらに下流側に被害をおよぼした,という場所です.崩壊による梅ノ木集落の死者は260余名. 堆積物の断面の一部と表面の木をなぎ倒して堆積している様子は,この堆積体の北に隣接する採石場の露頭で観察できます.断面では,基質の少ない土石流(すなわちウェット)の層相で,最終的には土石流として堆積したことがわかります. -------------- 註(2008/06/23) 『比高100mの堆積物』:厚さが100mということではなく,先端が這い登った(駆け上った)高さということです.堆積面は東に傾いたローブ状をしているので,層厚=堤体の高さ自体が100mあるというわけではありません. |
15739. 2008年06月22日
18時05分36秒 投稿:みき [http://www.asahi.com/national/update/0622/TKY200806220044.html] |
九州地方の大雨で、熊本県多良木町などに被害が出ています。 |
15738. 2008年06月22日
03時42分01秒 投稿:Hal.T [http://www.madlabo.com/mad/research/dosekiryu/hiedayama/index.htm] |
過去に学べといいますから、掲載しておきましょう。 「稗田山の崩壊・浦川」 明治四十四年陰暦閏六月十三日 このときも、崩壊土砂が出口にある高い丘を乗越えたとあります。 |
15736. 2008年06月21日 21時36分17秒 投稿:かわべ |
>15734
ちばさん ボブスレー状態ですね... 流下状況や駒ノ湯の広がった部分でのカウンターフローの状況からすると,『岩屑なだれ』というよりは,低密度の泥流状態〜Hyperconsentrated流状態ですね... 堆積物の内部の断面を見ると,最下部を除いては逆級化より正級化していて,部分的にはクロスラミナが見える部分があるかもしれないと思います. |
15735. 2008年06月21日
19時47分24秒 投稿:みき [http://www.thr.mlit.go.jp/bumon/kisya/kisyah/images/19491_1.pdf] |
岩手・宮城内陸地震の河道閉塞箇所の緊急事業の実施状況 が国土交通省東北地方整備局から発表されています。 岩手県市野々原地区(磐井川)河道閉塞箇所では 排水作業が21日12:30から開始されました。 |
15734. 2008年06月21日
15時10分14秒 投稿:ちば [http://www.ajiko.co.jp/bousai/miyagi2008/miyagi_iwate.htm#genkyou] |
栗駒山東部の崩壊地のステレオ写真 駒ノ湯を襲った「岩屑なだれ」の給源 (アジア航測撮影) ![]() アジア航測のページに判読図が掲載されました。 |
15732. 2008年06月19日
21時16分37秒 投稿:なべ [http://www.asahi.com/special/08006/TKY200806190160.html] |
僭越ながら。 >断層ずれ垂直3メートル、崩落引き金か 岩手・宮城地震 asahi.comより 先ほど、NHKニュース9でも報道してました。 GPSでは過去最大の2.1mもの隆起が観測されたそうです。 |
15731. 2008年06月19日 16時23分49秒 投稿:ほたほた |
ほたほたです。 昨日は地すべり学会調査団の一員として,ヘリコプターから観測を行いました。 帰りがけに斎藤先生の書かれていた餅転の地表変位を見てきました。 衣川沿いに車を走らせましたところ,餅転までは簡単に行けました。 途中,道路の変形や,崖崩れが何カ所かありましたが,道路自体は通行可能です。 大学生および小学生の教材用に写真を撮ってきました。 |
15730. 2008年06月19日
11時55分33秒 投稿:齋藤徳美 [http://www.cande.iwate-u.ac.jp/gpl/index-j.html] |
岩手宮城内陸地震、16日に岩手県側の調査で、余震域の東側で地震断層らしい地表の変位を確認しました。M7.2と大規模で、浅かったにもかかわらず、大きな変位は見つかっていません。(震源域は道路の損壊がひどく、未調査ですが。) 地震発生時は、上京中の東北新幹線で郡山の南を走行中で、停車後「宮城で震度7の地震」とのアナウンスがあり、一瞬、仙台壊滅かと真っ青になりました。常にかばんに持ち歩いているトランジスタラジオがはじめて役立ちました。新白河でレンタカーを調達、盛岡までたどり着きました。 |
15729. 2008年06月18日
03時21分54秒 投稿:かわべ [http://kei.kj.yamagata-u.ac.jp/kawabe/www/2008iwtmyg/dsc_3406s.jpg] |
またしても,大穴が@鬼首寒湯地区![]() 2001年7月に,地震もなく,豪雨でもないある日,突然,車が行方不明になった大穴が空いた場所,今回の地震でもまた...前回は直径約11m,今回の穴は直径約9m.穴の西側(写真手前)は段丘礫層で東側には段丘礫層にアバット不整合で前回の埋め戻しの人工地層が見えています. 前回埋め戻した堆積物はどこへ行っちゃったのでしょうね... |
15727. 2008年06月17日
23時20分29秒 投稿:いしどう [http://weathernews.com/jp/c/press/2008/080617.html] |
気象情報をCGMでいろいろ味付けしているウェザーニュースが、地震情報も類似の枠組みでなんかやろうとしているみたいです。 一般参加型“日本の揺れをはかる”観測プロジェクトをスタート 〜 全国1,000箇所に専用機を設置 6月30日まで先行モニター200名を募集 〜 精度は別として、なんかおもしろいことになりそうな感触を持ちました。 |
15726. 2008年06月17日
21時07分42秒 投稿:みき [http://www.ajiko.co.jp/bousai/miyagi2008/miyagi_iwate.htm] |
アジア航測のページに、 平成20(2008)年岩手・宮城内陸地震の被害状況について 6月14〜16日に撮影した空中写真(アナログ/DMC) を紹介するページが公開されました。 GoogleEarthを利用すれば、 撮影した垂直写真、DMC撮影測線、斜め写真の閲覧が可能です。 |
15724. 2008年06月17日
13時31分17秒 投稿:みき [http://env.sc.niigata-u.ac.jp/~hiroy/page1.htm] |
15722 まつさん 私も専門家ではないのですが、 参考になりそうなページが見つかりました。 新潟大学の山岸宏光先生のページです↑ これによると、 山体崩壊は「火山体の山頂が大規模に崩壊して…」 とありました。 ご参考になりますでしょうか。 後は、ご専門の方、コメントいただければ幸いです。 |
15722. 2008年06月17日 10時38分20秒 投稿:まつ |
まつ@しまばらです. 昨夜帰宅しました.昨日は湯沢で活動していたので,ほたほたさんと遭遇していたかもしれません(あちらの方の仕事もよろしくm(_._)m >ほたほたさん) 今回,一般の人が入れる地区での被害は非常に少なかったのが印象的です.トタン屋根・窓が少ない・地震動の水平動成分が大きくなかったのが理由かと思います.明瞭な地盤の液状化の場所もありませんでした. ところで,今回の地すべり(約6千m3?)は国内最大という記事が目立ちますが,島原大変の眉山崩壊(約4.4億m3)や1858年の飛越地震の常願寺川上流の崩壊(約4億m3)があり,規模が1桁大きいです..地すべりと山体崩壊では定義が違うのでしょうか?地震で崩壊したということでは同じように思うのですが.>専門家のかた |
15721. 2008年06月17日 07時53分09秒 投稿:ほたほた |
秋田のホタホタです。 昨日,東成瀬村、湯沢市と秋田県側の揺れの大きかったところを回ってきました。 地すべりが一カ所,落石多数,道路の陥没(盛り土の陥没したもの)などが主なもので, 震源地からの距離を考えると,秋田県側は驚くほど被害が少ないと言うのが今の印象です。 調査写真等アップしますので,少しお待ちくださればと思います。 では,とりあえず。 |
15720. 2008年06月16日
23時25分50秒 投稿:みき [http://www.jma.go.jp/jp/dosha/352_index.html] |
東北地方の地震とその後の災害も心配ですが、 鹿児島でも大雨のため、土砂災害警戒情報が発令されています。 こちらの土砂災害の可能性が高いことも、心配です。 |
15719. 2008年06月16日
22時53分01秒 投稿:かわべ [http://www.jma.go.jp/jma/press/0806/16a/080616_kurikoma.html] |
>15718 なべさん 場所は違いますが, 気象庁 平成20年報道発表資料 >鳴子(火山、宮城県)付近における噴気について >報道発表日 平成20年6月16日 >概要 >鳴子(火山、宮城県)付近における噴気活動について、通常と比べ特段の変化はありません。 栗駒山までの調査結果は,また報道されるでしょうね. |
15718. 2008年06月16日
21時15分13秒 投稿:なべ [http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080614-2892868/news/20080616-OYT1T00381.htm] |
栗駒山山頂の南西7kmで、新たな噴気が発見されたそうです。読売なのでコピペせず。 記事にあるような一時的な現象なら良いのですが、地震により噴火が誘発されるのはあり得ないことではないでしょうから。 |
15717. 2008年06月16日
14時06分02秒 投稿:ねこは [http://unit.aist.go.jp/actfault/katsudo/jishin/iwate_miyagi/report/080615/index.html] |
産総研の現地調査速報 地表地震断層らしい変形構造の報告が載っています 東北大の大槻さんが発表した断層とおなじものでしょうか? |
15716. 2008年06月16日
14時01分20秒 投稿:かわべ [http://www.aob.geophys.tohoku.ac.jp/info/topics/20080614_news/index_html] |
東北大地震・噴火予知研究観測センターの,『岩手・宮城内陸地震(M7.2)の特集』のページです. |
15715. 2008年06月16日
08時31分50秒 投稿:おおさと [http://www12.ocn.ne.jp/~shiosato/hitorigoto/20080614miyaiwa/IWTH250806140843.gif] |
15691にkik-netの一関西データを追加しました。 水平動より鉛直動がはるかに大きいのですね。 気象庁の地震計も近くにあるようですので、波形の比較をする必要がありそうです。 ![]() 防災科学研究所kik-net一関西IWTH25データを図化 |
15714. 2008年06月16日
02時43分34秒 投稿:かわべ [http://www.ut-tech.iis.u-tokyo.ac.jp/uttech/8/p08-03.pdf] |
>15707 浅見 真規さん, すでに 15712 てるみつ さんが紹介されているように,図に示されているS波反射面が今回動いたかどうかは別として,奥羽脊梁山地の地下では上部マントルからの流体によるダイナミックな運動が明らかにされていて,それによって地震も発生していることが言われていますよ,ということです. |
15713. 2008年06月16日
02時24分07秒 投稿:かわべ [http://www.bousaihaku.com/cgi-bin/hp/index2.cgi?ac1=BB37&ac2=&ac3=2847&Page=hpd2_view] |
>15709
さくらさん ちょうど30年が経ちましたが,1978年宮城県沖地震の際に,もともとため池のある谷を埋め立てて造成した住宅地が地すべりでおおきな被害を受けました. 1984年長野県中部地震(M6.9)の際に,御嶽山伝上沢の谷頭部付近が崩壊して,伝上沢→大滝川を流れ下って,住宅全半壊87棟、死者29名の被害が出ています. 1995年兵庫県南部地震では,みきさんがすでに紹介されている仁川百合野台の地すべりをはじめ,その北西の宝塚ゴルフ場内,神戸市などの平野から六甲山地に入り込んだ谷の造成地,明石市や三田市などの給料の造成地など,いずれも盛土で地すべりが発生しています. このほか,関東大震災のときには丹沢山地で山崩れや地すべりが多発したということです. 被害が発生した地震による地すべりの多くは盛土による人工地層です.それと地下水などによって風化・変質しやすい火山性堆積物...地震によらなくても,雪解けや豪雨などによって地すべりが起こりやすい地層です. |
15712. 2008年06月16日
02時15分09秒 投稿:てるみつ [http://www.aob.geophys.tohoku.ac.jp/zisin/seika3.html] |
東北大学大学院理学研究科附属 地震・噴火予知研究観測センター
地震予知観測研究部 HPの「島弧地殻の変形様式と内陸地震 」にある内陸地震の発生メカニズムのモデル、 興味深いです。 |
15711. 2008年06月15日
23時33分31秒 投稿:みき [http://web.pref.hyogo.lg.jp/hs04/hs04_1_000000023.html] |
15709
さくらさん 阪神・淡路大震災で発生した土砂災害のうち、 最も大きな被害が出た仁川百合野地区では、 「仁川百合野町地すべり資料館」が作られています。 |
15710. 2008年06月15日
23時31分13秒 投稿:Hal.T [http://riodb02.ibase.aist.go.jp/db084/index.html] |
15709 さくらさん>阪神や最近のほかの地震でも,知られてないだけで,実は地すべり起きてるんでしょうか? 最近の地震で地滑りや崩壊と名づけられるのはたくさん起きていますけれど、あれほど大きなのは見当たりませんね。 2003/05、築館の地震を観察に行ったことがありますが、マサド+水が非常に流動しやすい事に感心しました。今回はどのような地質だか地質図(上のURL)以上にはわかりませんけど、いずれレポートが出てくるでしょうね。 |
15709. 2008年06月15日 23時05分58秒 投稿:さくら |
>
荒砥沢ダム北側の大規模地滑りが起きた場所。 こないだの中越でも地すべりがあちこちで発生してましたよね. でも,今回の地震で起きたような大規模なのはあまり見なかったような記憶が.. 阪神や最近のほかの地震でも,知られてないだけで,実は地すべり起きてるんでしょうか? |
15708. 2008年06月15日
23時00分13秒 投稿:いしどう [http://www.k-net.bosai.go.jp/k-net/topics/Iwatemiyaginairiku_080614/IWTH25_NIED.pdf] |
KiK-NETの一関西観測点では、4000gal以上の加速度を測定したそうです。すごいですね。 http://www.k-net.bosai.go.jp/k-net/topics/Iwatemiyaginairiku_080614/IWTH25_NIED.pdf |
15705. 2008年06月15日
21時17分54秒 投稿:やぎ [http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=385401&l=1405044] |
荒砥沢ダム北側の大規模地滑りが起きた場所。 古い崩壊壁と地滑りブロックがあるようですね。 |
15703. 2008年06月15日
14時09分36秒 投稿:かわべ [http://www.aob.geophys.tohoku.ac.jp/~nakajima/research/article/PDF/Nakajima_Tectono_2001.pdf] |
Nakajima et al.(2001) Seismic imaging of arc
magma and fluids under the central part of northeastern Japan, Tectonophysics
341 (2001) 1? 17. のFig.11のC-C'断面が,ちょうど今回の地震の部分を通るトモグラfィーの断面ですね. |
15702. 2008年06月15日
12時58分07秒 投稿:KK [http://www.kkc.co.jp/social/disaster/200806_iwatemiyagi/] |
被災地の斜め写真および垂直写真 |
15701. 2008年06月15日 06時21分31秒 投稿:KAWA |
5月から関東を中心に中規模の地震が頻発したり、今回のような東北地震も起きる。時系列的に見たとき、地震活動が活発化してきている、と統計的に有意と言えるのでしょうか。M7級の地震がぱらぱらと各地で起きて、どかーんとした大地震が起きる、という素人目にはそう見えるのですがね。意外と火山活動は活発化していないのも宏観的には興味深いですね。 |
15700. 2008年06月15日
06時14分40秒 投稿:おおさと [http://disaster-i.net/disaster/20080614/] |
どなたも投稿していないようなので。 牛島先生の現地調査メモ↑ |
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